映画祭 今でも面白い裏話
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<第4回>「今がその時」美輪明宏さんに背中を押されて決断した
手榴弾で体を吹き飛ばされ、火だるまになって転げまわる兵士たち。阿鼻叫喚、断末魔の叫びをあげる姿からは、戦争の残酷さがダイレクトに伝わってきます。 1944年、パラオ共和国ペリリュー島で72日…
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<第3回>黒沢監督を待ち、イザベル・アジャーニと見つめ合い
クライマックスは、気の利いたセリフよりも、無言がいい場合がある。地中海の海岸近くでイザベル・アジャーニと並び、坂の上のホテルからの待ち人を待っていた刹那の情景。 映画「死の棘」のスタッフに紛…
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<第2回>コケたらやめると辞表を叩きつけた「うなぎ」の受賞
「とにかく、日本の映画会社はたったの1年で資金を回収しようとするのがいけない。映画というのは時空を超え、永遠不滅のものなんだ。10年、いや100年先を見据えてつくってるんだ」 今村昌平監督はカ…
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<第1回>クリント・イーストウッドの身長は僕の3倍ある!?
今年も映画祭シーズン到来! 10月の京都国際映画祭総合プロデューサー奥山和由氏(60)に、とっておきの裏話を聞いた――。 「44マグナムは今持ってないんですか? ぜひとも見せてください」 …