「中国経済」破綻か復活か 私はこう見る
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<第4回>中国のGDP成長率 20年以降4%台に落ちる
習近平政権は昨年12月の中央経済工作会議で、「金融リスクの防止・解消」を打ち出した。そこには、赤字続きの“ゾンビ企業”を整理したい思惑がある。みずほ総合研究所アジア調査部中国室長の伊藤信悟氏が言う。…
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<第3回>要注意債権含む不良債権比率5.4%
中国は2008年のリーマン・ショック後に4兆元(当時のレートで約57兆円)の経済対策を実施した。 ケタ違いの巨額投資に世界は度肝を抜かれたが、胡錦涛国家主席(当時)は、「中国の内需拡大は世界…
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<第2回>住宅市場の二極化がクッキリ
2015年の中国GDP成長率は6.9%と25年ぶりの低水準に落ち込んだ。世界経済を牽引してきた世界2位の経済大国の失速は、世界を混乱させた。ここから先、中国経済の成長はさらに鈍化していくのか。 …
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<第1回>「中国人の関心はモノからコトにシフトしている」
中国国家観光局は14日、今年の春節(旧正月)連休の旅行者動向を公表した。海外旅行先の1番人気は日本だったという。以下、タイ、台湾、韓国、オーストラリア、ベトナムと続く。国別の人数は公表していないが、…