2016年 壊れるのは政権か国民生活か
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高木大臣の“次”も 通常国会冒頭で始まる辞任ドミノの顔ぶれ
1月4日に召集される通常国会は冒頭から大荒れ必至だ。参院選を控えた野党は、本気で閣僚のクビを取るつもりでいる。“下着ドロボー”の高木毅復興相を手始めに、大臣の“辞任ドミノ”が起きておかしくない。一強…
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3つの選挙がカギ…日米同盟は沖縄から崩れて劇的転換が訪れる
16年、沖縄は市長選、県議選、参院選と重要な選挙がつづく「選挙イヤー」。もちろん争点は、米軍「普天間基地」の「辺野古移設」の是非だ。もし、沖縄県民が3つの選挙、すべてで「ノー」の民意を示したら、安倍…
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安倍政権が夢見る「衆参ダブル選で憲法改正」のおめでたさ
安倍首相の周辺は衆参ダブル選挙を実施して両院で3分の2の勢力を獲得し、一気呵成に憲法改正に突き進む、というシナリオを描いている。彼らの頭の中には、1980年と86年の衆参同日選で自民党が圧勝した過去…
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国民から見放された野党が集まって安倍政権と勝負になるのか
アベノミクスが失敗に終わり、庶民生活は苦しくなる一方なのに、それでも安倍政権の支持率が40%をキープしているのは、野党がだらしないからだ。そんな野党が集まり、勝負になるのか。 直近の朝日新聞…
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前代未聞…日銀黒田総裁は“ブン投げ”辞任の可能性もある
原油価格の暴落は、日銀の黒田東彦総裁(71)にとって地獄の苦痛に違いない。 石油関連商品は値下がりし、すでに過去最低水準の燃油サーチャージもさらに引き下げられ、海外へのフライト代も安くなる。…
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出口なき麻薬経済から抜け出せない世界経済の正確な見通し
米国は9年半ぶりの利上げに踏み切ったが、欧州はマイナス金利、日本は異次元レベルの“激ゆる”緩和を継続している。米国と日・欧の金融政策の乖離によって、16年の世界経済の混乱は避けられない。まず米国では…
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戦争になった「テロとの戦い」に日本はこうして巻き込まれる
欧米諸国の「テロとの戦い」は戦争状態に突入した。そんな中、日本では集団的自衛権の行使を容認する安保法制が成立し、16年3月に施行される。日本がテロとの戦いに巻き込まれていく可能性は一気に高まった。 …
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すでに始まっている勝者なき「第3次世界大戦」の悲劇的結末
パリで同時多発テロが起きるなど、イスラム国の台頭による中東の混乱が世界に飛び火した2015年。フランスではマリーヌ・ルペン党首が率いる極右政党が勢力を拡大し、米大統領選は排外主義者のドナルド・トラン…