スクープドッグ咆哮記「ホスト地獄」編
-
<最終回>「払えないのに使うのは欲望がコントロールできない“だらしない女”なんすよ」
ホストの“悪魔の口説き術”で特筆すべきなのが、担当ホストとヘルプ、派閥といわれるグループの連携プレーだ。売り出し中のホスト、ゆうと氏(20・仮名)が解説する。 「気を持たせるために、担当が忙し…
-
<第9回>「なんといっても女に効くのは暴力だね。これが一番」
「俺なんか何度親を死なせたかわかんねえよ」 女性の気持ちを引くためにウソの感動話や経歴をでっちあげるという売れっ子ホストのやまと氏だったが、マスコミはそんな大ウソを感動秘話や仰天エピソードとし…
-
<第8回>「才能、努力、運、どれをとっても完璧な人間が集まるのがホストの世界」とうそぶくが…
前回登場の美咲さんは10代の時、ホストにこう告白され同棲を始めたが、彼女の妊娠がわかった途端、ホストは蒸発。その後、彼女は何度も自殺未遂をしたという。 「17、18歳は遊びたい盛りで、正直何も…
-
<第7回>「ホストに勧められるまま、高校卒業してすぐにAV嬢になりました」
自らを「夜王」と名乗るホストたちが語る夢とは、すなわち金。彼らは金のためには手段を選ばない。 「歌舞伎町で有名なホストクラブは客にお酒をガンガン飲ませ酔っぱらったところで、頼んでもいないシャン…
-
<第6回>業界の牽引役 老舗「愛」グループ愛田武社長の苦言
ホストブームのルポでは老舗の「愛」グループ、愛田武社長にも意見を聞いた。 「小箱の又貸しでやっているところは営業許可も出さないし、税金も納めていない。健全にやっているのは40から50店舗ではな…
-
<第5回>「俺は自分の客に空揚げ一皿を100万円で売ったことがある。この意味わかる?」
ホストクラブとソープが持ちつ持たれつの共存関係だったとは予想外だったが、何年経ってもそのサイクルから抜けられず、30代後半になって総額1万円の熟女ソープに流れていく女性や、街頭に立つ女性もいるらしい…
-
<第4回>ホストクラブとソープランドは持ちつ持たれつ
ホストにハマる女性を取材する一方で、若い彼女たちをソープに沈めるホストにも話を聞いた。 「客のプライドをくすぐるのは典型的なホストの手口ですよ」 そう語ったのは20代の中堅ホスト。 …
-
<第3回>美しく若い女性がなぜホストにハマるのか、私は理解できなかったが…
かつては有閑マダムが遊ぶ特殊な社交場だったホストクラブが、ホストブームに乗って若い女性をターゲットにし始めた。それは、テレビや雑誌が持ち上げるような楽しいだけの場所ではない。 ホスト地獄にハ…
-
<第2回>「なんでもワガママが通る。要はお金を払っているからなんですけど」
「私たちの世代って、いつも携帯をいじってるんですね。肌身離せないっていうか、絶えず誰かと電話でつながっていたいし、メールも頻繁にチェックするんです。そしたらキャバクラのバイトの後、担当ホストから『今日…
-
<第1回>「初回5000円」で転落した美人女子大生
「一度ハマったら最後、ホスト地獄が待ってるんですよね」 歌舞伎町の深夜喫茶でインタビューした現役キャバクラ嬢の優子さん(仮名・24)は、けだるそうな態度で小さく笑った。 2006年夏、…