欧州のスタンダードを追い求めて
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<第6回>これからも欧州で戦い続けていく
2日のダンディーFCとのダービーマッチ。スコットランド1部陥落の崖っぷちに立たされたダンディー・ユナイテッドの守護神・川島永嗣は最後まで奇跡を信じてピッチに立ち続けた。だが、試合は1-2の敗戦。彼の…
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<第5回>ストロングポイントを研ぎ澄まさないと勝てない
3月のロシアW杯アジア2次予選のアフガニスタン戦とシリア戦で川島は、9カ月ぶりに日本代表復帰を果たした。10年南アの16強、14年ブラジルの惨敗とW杯の天国と地獄を経験している分、2年後のロシアW杯…
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<第4回>ベルギーでは闘争の日々でした
もともと海外志向の強かった川島は10年夏、初めて欧州挑戦に踏み出した。最初のクラブであるベルギー1部のリールセは最下位争いの渦中にいた上、アジアの未知なるGKに対して厳しい目を向けた。彼は過酷な中で…
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<第3回>「日本人的立ち振る舞いは欧州では通用しません」
足かけ7年、欧州3クラブでプレーできた要因に「卓越した語学力」が挙げられる。Jリーグの新人時代から英語にイタリア語、フランス語にスペイン語、そしてポルトガル語を地道に学び、ピッチ上で多国籍の選手に的…
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<第2回>スコットランドで「何かを残すこと」が一番大事
ベルギーの名門リエージュとの契約が昨年5月に満了。スコットランド1部のダンディー・ユナイテッドへの移籍が決まるまで「空白の9カ月間」を過ごした。苦悩の日々を強いられたが、「より高いレベルを目指す」と…
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<第1回>欧州GKは止めて当たり前の厳しい環境で育っている
10年南アW杯後、ベルギーのリールセ、リエージュ、そしてスコットランドのダンディー・ユナイテッドと足かけ7年、欧州3クラブを渡り歩いた日本代表GK川島永嗣。一時、無所属を理由に日本代表から外れたが、…