結婚できないんじゃないんです
-
<第5回>先人・志ん朝は「落語に渇れている」と表現した
落語家で舞台俳優としても活躍した先人に古今亭志ん朝(2001年没)がいる。 志ん朝は三木のり平一座の座員として商業演劇に出演し、山田五十鈴の座長公演にも参加したことがある。その志ん朝が東京と…
-
<第4回>ラサール石井を通じて数多くの役者と知り合った
演劇と関わりを持ったのは前座時代からで、小劇団の公演をよく見に行っていたし、出演もした。 「前座が芝居に出るなんていけないんですけど、師匠の許しを得た上で、先輩や仲間には内緒で出演してました」…
-
<3>高座に上がると袖口からカメラを取り出し客席をパチリ
昇太は師匠の柳昇から、落語だけでなく落語家として売れるノウハウも教わった。 「受けている人を見て、どうして受けているか学ぶだけでなく、受けてない人も見なさい。どうして受けないか分かるから」 …
-
<第2回>自分の師匠をあんなに面白がる弟子を見たことない
昇太の師匠、柳昇は放任主義で自由にさせてくれた。3人の兄デシたちは親切でいじめるようなことは絶対にしない。柳昇一門はとても居心地がよかった。4年間、前座修業をして二つ目に昇進、昇八から昇太と改名する…
-
<第1回>落語家、俳優、コント芸人で悩んだ学生時代
春風亭昇太は売れっ子落語家で、人気番組「笑点」などテレビでお馴染みのタレントでもあるが、もう一つ俳優という顔も持っている。6月には3日から始まる新橋演舞場公演、三宅裕司座長の熱海五郎一座に座員として…