東京都政 「伏魔殿」を暴く
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<第3回>知事も国会議員も気を遣う自公都議の絶大な権力
「二元代表制」――。地方自治体は、首長も議会議員もそれぞれを有権者が直接選ぶ。双方とも立派な「民意」を背負っているのだ。この2つが互いにチェックし合いながら、よりよい自治体にしていくのが「二元」の意味…
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<第2回>都庁官僚「結束」の源は脈々と続く“天下り人事”
東京都職員は地方公務員である。ところが、実は彼らは行政関係者やマスコミの間で「都庁官僚」と呼ばれている。彼らが都政を牛耳ることで、知事など単なるお飾りに成り下がることも起きてくるのだ。 「普通…
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<第1回>年間予算13兆円…金満にあぐら、税金の意識希薄に
東京都議会よ、おまえもか――。東京都の舛添要一前知事が辞任した直後に、今度は追及の急先鋒だった都議会の海外視察費がデタラメなことが明らかになった。呆れてしまう。都議会が今夏、リオデジャネイロで開かれ…