超介護時代 10年後の天国と地獄
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<5>政府試算はデタラメ 介護保険料は将来月額1万円超に
社会保障の未来を見据えるとき、避けて通れないのが「2025年問題」だ。800万人といわれる団塊の世代が全員、75歳以上の後期高齢者となるのがこの年で、日本は4人に1人が後期高齢者という超高齢化社会に…
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<4>親1人子1人年々増加…介護離職リスク50歳から急上昇
50歳以上の介護離職者増加が年々深刻化している。親の介護をしながら働いている人は290万人(2013年7月時点、総務省「就業構造基本調査」)にのぼる。また、身近な人の介護のために会社を辞める人の数は…
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<3>来年1月に法改正でも…介護休業取得率1%の低空飛行
机上の空論がうまくいくわけがない――。来年1月1日からスタートする改正育児・介護休業法のことだ。安倍政権は、仕事と介護の両立を実現するため介護休暇を取りやすくして、大目標の介護離職ゼロを目指す。しか…
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<2>待機老人52万人 長嶋茂雄氏が特養ホームに入れる確率は?
年を取ったら子どもの負担を減らすため、なるべくなら特別養護老人ホーム(特養)に入りたい。メリットは何といっても料金の安さ。月額利用料は8万~13万円が目安で、低収入者には軽減措置もある。さらに、有料…
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<1>75歳以上は3人に1人は介護老人になる
1億2695万人─―。総務省の人口推計によると、日本の総人口は減少局面に差し掛かっている。その中で65歳以上の高齢者人口は前年より73万人増え、3461万人となった。これは総人口の27.3%にあたり…