「鬼平犯科帳」魅力の真髄
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<第5回>こうきますか! 有終の美を飾る見どころと仕掛け
1989年のスタートから今週の2夜連続放送の前後編を合わせ、シリーズ通算150本をもってファイナルとなる「鬼平犯科帳」。その有終の美を飾る前後編の見どころや仕掛けをご紹介しよう。 まず、2日…
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<第4回>原作の魂を大切にするスタッフたちの名人芸
「鬼平」シリーズを見る楽しみのひとつは、名人級のスタッフが腕によりをかけて作り上げた江戸の空気を感じること。 「ここに池を作ってな」 言葉の主は「鬼平犯科帳」第1シリーズから美術監修を担…
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<第3回>スネに傷持つ密偵たちが一本筋を通すカッコよさ
「鬼平犯科帳」の主人公、火付盗賊改方長官長谷川平蔵(中村吉右衛門)を陰で支えているのが元盗賊の密偵たち。尾行、張り込み、潜入、密告……スリリングな密偵たちの活躍は、ドラマの大きな柱といえる。 …
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<第2回>日本を代表する名優たちが演じた個性派盗賊
「鬼平犯科帳」の面白さを支えるのが、毎回登場する個性的な盗賊たち。病を押して裏切り者に挑んだ「雨乞い庄右衛門」の田村高廣、殺された手下の仇討ちを決意した「討ち入り市兵衛」の中村又五郎、なんと鬼平本人に…
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<第1回>長寿人気を支えた 目、耳、舌を楽しませる仕掛け
平成元年から28年の歴史を刻んだ中村吉右衛門の「鬼平犯科帳」(フジテレビ系)が、12月2日「五年目の客」、3日「雲竜剣」2夜連続スペシャルでいよいよファイナルとなる。ファンとしてはさびしい限りだが、…