注目女子プロの凄みと弱み
-
FWキープ率で2位 東浩子は正確性が光るショットメーカー
プロ6年目の昨季は日本女子プロで優勝争いを演じて3位など、トップ10入り4回。賞金ランク33位で初めてシード権を獲得した東浩子です。 プロテスト合格は2012年。東はこの年のトップ合格で、同…
-
大山志保の魅力は観客を引きつけるガッツ溢れるプレー
日本ツアー17勝の大山志保は、昨季の賞金ランク50位に入り5年連続、13度目の賞金シードを獲得しました。12年前の2006年には賞金女王タイトルを手にしており、息の長いベテランです。 ただ、…
-
プロ9年目で初シード 大城さつきは“感覚派”の女子プロ
プロ9年目でやっと賞金シードを手にした大城さつきです。 今季開幕戦のダイキンオーキッドは初日首位に立ち、4日間とも上位争いから3位の好スタートを切りました。 トップ10はNEC軽井沢…
-
シード獲得より優勝を 永井花奈は見事2年目に目標達成
三菱電機レディスで初優勝し、賞金ランク20位になって初シードを手にしたプロ2年目の永井花奈です。 シーズンが始まったばかりのころに会場で彼女と話して、「今年の目標はシード獲得ではなく、優勝す…
-
有村智恵はもっと肩の力を抜いて心に余裕を持たせるべき
まさに今、ファイナルクオリファイングトーナメント(QT)で来季の出場権をかけて戦っている有村智恵(30歳・13勝)です。3日目が終わって7アンダー首位タイに立っています。女子ツアーは来年から2度のリ…
-
福田真未 悔しい経験経て3度目の首位発進で初勝利つかむ
プロ7年目の福田真未が伊藤園レディスでようやく初優勝を果たしました。この勝利で賞金ランク30位(現在31位)にアップして、4年連続のシード獲得が確実になりました。 最終日首位発進はこれまでも…
-
葭葉ルミは調子に波が ドライバーの飛距離をを生かせず
クラブを替えたことで、今季ドライバー飛距離が一気に伸びているのが葭葉ルミです。 昨季より20ヤード近くアップして、260・77ヤードとランク首位につけています。 契約するメーカーがク…
-
キム・ヘリム 初出場の日本大会で勝利宣言をやった実力者
「勝つためにやって来ました」 主催者推薦で出場した日本ツアー初参戦のサマンサタバサレディースで優勝し、1年間のツアー出場権を獲得したキム・ヘリム(28)です。 初めての大会で、2位に4…
-
畑岡奈紗は米ツアー転戦での苦労がようやく実った
日本女子オープンを連覇した畑岡奈紗を中継局の放送席モニターと練習場で見ました。 米ツアーに参戦した今シーズンは、トップの位置を低くして調子を落としていました。 もともとインパクトでジ…
-
30歳で日本ツアーに ユン・チェヨンはメンタルの強さ光る
今季から日本ツアーに本格参戦したユン・チェヨンは、すでに獲得賞金約2900万円(28位)とシード圏内につけています。 2005年にプロ転向し、12年にも及ぶ韓国ツアーでの経験が十分にあるとは…
-
工藤遥加 大化けの可能性を秘めた恵まれた素質の持ち主
父親はソフトバンクの工藤公康監督であり、現役時代は西武、ダイエー、巨人の3球団で日本シリーズを制し、“優勝請負人”と呼ばれた偉大な224勝投手です。 そのDNAを受け継いでいるのが彼女の強み…
-
コースへの対応能力が高い藤田さいきはタフな会場で輝く
女子ツアーは若い世代が次から次へと頭角を現すなど入れ替わりが激しい。そんな中で、プロデビューした翌2006年から12年連続でシードを保っているのが藤田さいきです。 同学年の宮里藍は現役引退を…
-
優勝期待される若手 辻梨恵は恵まれたフィジカルの持ち主
プロ4年目の昨年に初めて賞金シードを獲得、今季もランク31位につける辻梨恵です。 すでに3勝をマークし、飛ばし屋で知られる渡邉彩香と同じ高校に通った同級生でありオフには一緒にトレーニングする…
-
飛ばしを武器に 穴井詩は2年連続勝利でひと回り成長した
プロ9年目の昨季に所属先のゴルフ5レディスで初優勝し、今季はセンチュリー21レディスで2勝目を挙げた穴井詩です。 フィジカルに恵まれており、ドライバーの飛距離が持ち味の彼女にとって、プレース…
-
4年ぶりVの比嘉真美子 ドライバーイップス乗り越え成長
比嘉真美子が4年ぶりにNEC軽井沢72ゴルフトーナメントで3勝目を挙げました。ジュニア時代からプロ大会に出場し、日本女子アマタイトルを連覇してからプロテストに一発合格。将来は米ツアー参戦と目標設定が…
-
西山ゆかり 周りのアドバイスを聞くことで強くなっている
今年のKKT杯バンテリンレディスで上田桃子とのプレーオフを制してツアー2勝目を挙げた西山ゆかりです。 ツアー初優勝が2年前の2015年。すでにプロ7年目の33歳になっていました。 そ…
-
イ・ミニョン 日本ツアー参戦1年目に賞金女王争いの勢い
韓国旋風が吹き荒れる日本女子ツアーに、今年から新たにまた一人、強敵が現れました。 QTランク4位資格で今季の出場権を獲得し、すでに2勝を挙げて賞金ランク3位と大活躍のイ・ミニョンです。 …
-
原江里菜は30歳目前にパワーアップ目指して奮闘中
プロ11年目を迎える原江里菜は真面目な性格で、ツアー会場では遅くまでトレーニング、スイングと、いつも課題を持って熱心に取り組んでいる姿を目にします。 ルーキーイヤーに賞金ランク19位で初シー…
-
テレサ・ルー 日本に専念して初賞金女王タイトル狙う新妻
今年1月に結婚して、ミセスになったばかりのテレサ・ルーがすでに2勝を挙げ、賞金ランクでも3位につけるなど絶好調です。パーオン率1位、パーセーブ率2位、バーディー数2位、平均パット数6位と各部門の好成…
-
藤本麻子は成長順調 プレーリズムは良く大スランプもなし
ルーキーイヤーの2010年から7年連続で賞金シードをキープしている藤本麻子は、バーディーをたくさん取る爆発力のある選手というイメージが強い。今季もバーディー数145個でランク3位につけています。 …