2017年業界勢力図
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第5回<電機>優勝劣敗がくっきり…大手8社が4社に
大手重電3社(日立、東芝、三菱)を含め、大手総合電機メーカー5社(パナソニック、ソニー、富士通、シャープ、NEC)を加えて大手8社ともいわれた電機業界に、激震が走っている。年末に表面化した東芝の巨額…
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第4回<通信業界> 大手キャリアー3社は新規事業にシフト
NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの大手キャリアー3社が追い上げられている。注目は女優の深田恭子、多部未華子が「UFO」のメロディーに合わせて踊るCMが話題の「UQ mobile」だ。格安SIMを…
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第3回<自動車> 生産400万台で勝負になるホンダの経営力
自動車メーカーが勝ち残る販売台数の目安は1000万台といわれている。“1000万台クラブ”の正会員はトヨタのみで、フォルクスワーゲンとゼネラル・モーターズがあと一歩。ざっくりと3社を“1000万台ク…
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第2回<商社>五大商社から三大商社時代へ突入
日ロ経済協力の合意で三井物産、三菱商事、丸紅のサハリン沖の天然ガス・石油開発が勢いづいている。 これまでは「組織の三菱」「人の三井」の2社が盟主を争っていたが、最近はこの序列に異変が起きてい…
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第1回<3メガ銀行> 純利益3位に転落した三井住友の強み
日本経済は今年も前途多難だ。黒田日銀総裁の“敗北宣言”でアベノミクスは終焉を迎え、SNSから発射されるトランプ砲に多くの企業が振り回されている。かつてないほど先行きが見えない今、日本の企業社会では何…