大企業の意外な副業
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「三菱鉛筆」ペン先技術を応用した化粧品事業はOEMで提供
高級鉛筆でおなじみのuniは、1958年に誕生。当時1本10円が相場の鉛筆を50円で売り出したのが、筆記具の老舗・三菱鉛筆だ。同社は2017年上期決算で経常利益が2割アップ。長谷川直人取締役は〈牽引…
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「JFEライフ」最先端の環境制御技術で工場野菜を安定供給
「未来の農業」として注目されているのが、植物工場だ。 温度や湿度などを管理した人工的な環境で野菜を育てる農業施設で、特にLEDなどを使う「人工光型植物工場」は昨年2月時点で、197施設に上る。…
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複数事業手掛ける「JR九州」 売れ筋商品は“うちのたまご”
九州各地を周遊する観光寝台列車「ななつ星in九州」が人気のJR九州は、旅行、不動産、コスメ、梅酒製造、農業とさまざまな事業を手掛けている。 唐突で脈略がないと思えるほど多角化の幅は広いが、そ…
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「JT」生地の長期保存技術を開発しベーカリー事業に進出
夕方になると行列ができることもあるベーカリーチェーン「サンジェルマン」は、食パンやバゲットといった定番のほか、季節の商品も人気だ。創業は1934(昭和9)年。いまの東急百貨店の製菓工場としてスタート…
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「サントリー」歴史染み込んだオーク材で作る個性派家具
「ウイスキーの熟成に大きな役割を果たす樽は、数回使用されると役目は終えます。しかし、質の高い正目板の再利用ができないかと1970年代から研究が開始されたのです」 こう言うのは、サントリーの広報…
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「ALSOK」お祝いや感謝メッセージを3Dの花とともに送る
ALSOK(綜合警備保障)は、言わずと知れた警備業界大手。売上高はセコムに次ぐ2位とはいえ、同社には柔道やレスリングの五輪メダリスト、強豪選手が何人も所属。有名選手が出演するCMを覚えている人は多い…
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三菱を引き離す 「ホンダ」小型ジェットは世界シェア3割
国産初のジェット旅客機を開発しているのは、三菱重工の子会社・三菱航空機だ。納期を5度延期しているが、同社の水谷久和社長は今年になって「20年半ばの初納入はぎりぎりいける」と語ったばかりで、“飛行機=…
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「アマゾン」のクラウドサービス AWSの利益は本業の約5倍
50万人の会員獲得を目指す――NTTドコモの吉澤和弘社長が強気のそろばんをはじくのが、先月7日にスタートした「dカーシェア」だ。本業の通信事業とは無縁に思えるが、専用のアプリを使うのがミソ。それで車…