佐藤信人が見た米ツアーの凄い奴ら
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ルーカス・ハーバートは豪州期待の新星 初のマスターズ出場権獲得でメジャーでの活躍期待
PGAツアー自身19戦目の2021-22シーズン「バミューダ選手権」で初優勝したルーカス・ハーバートは、豪州期待の若手プロです。 同一週に中国で開催されるWGC-HSBC選手権がコロナのため…
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マッケンジー・ヒューズはコツコツと地道に成長し続ける努力の人
日本開催の米ツアー「ZOZOチャンピオンシップ」で4位になり、フェデックスランク(FR)23位の好位置につけるマッケンジー・ヒューズはカナダ・オンタリオ州出身のプロ9年目です。 両親の影響を…
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C.トリンゲールは未勝利選手の生涯獲得賞金1位 大卒から13年のツアーキャリア
日本開催のZOZO選手権に出場するプロ13年目のキャメロン・トリンゲールは、未勝利の中で生涯獲得賞金ナンバーワン(1450万ドル=約16億円)という、異色なタイトルホルダーです。 カリフォル…
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マーベリック・マクニーリーは裕福な家庭に育ちツアー初優勝が期待される有望株
2021―22年シーズン開幕戦の「フォーティネット選手権」2位のマーベリック・マクニーリーは、父親スコット・マクニーリーのほうが米国では超有名人です。米IT企業サン・マイクロシステムズ創業者の一人で…
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パトリック・カントレーはどん底から上り詰めた物静かな“パティアイス”
「基本的に何も変わらない」 2020―21年に4勝を挙げて、初のフェデックス王者に輝いたパトリック・カントレーの印象的なコメントです。 ジュニア時代からスーパースターであり、大学ではあ…
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シーマス・パワーは数少ないチャンスをモノにして初勝利をつかんだ苦労人
今年7月の「バーバソル選手権」でツアー初優勝を遂げたシーマス・パワーはプロ11年目になるアイルランド出身の34歳です。 ハンドボール、ラケットボールなど、さまざまなスポーツで活躍する運動神経…
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銀メダルのロリー・サバティーニは気性が激しく数々のトラブル 五輪では良い方向に出た
米ツアーで長く活躍するロリー・サバティーニが、東京五輪男子ゴルフの銀メダルに輝きました。 17位発進の最終日は、ショット、パットともすべてかみ合い1イーグル、10バーディー、2ボギーの大会新…
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ミンウ・リー 欧州での2勝目は自信につながる
メジャー「全英オープン」の前哨戦と位置付けられ、J.ラーム、J.トーマス、X.シャウフェレら多くのトップ選手が出場した今年の「スコティッシュ・オープン」は、豪州出身のミンウ・リーが勝ちました。先の「…
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ミト・ペレイラは下部3勝でツアーメンバー資格を手に入れた注目ルーキー
いま米ツアーの注目ルーキーが、2020―21年下部コーンフェリーツアーで3勝を挙げてツアーメンバーカード(21―22年まで)を取得したばかりのミト・ぺレイラです。 チリ・サンティアゴ出身のペ…
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ギャリック・ヒゴー 父親を亡くす交通事故からG.プレーヤーと交流
初めてメジャーに挑戦した今年5月の全米プロは64位。翌月に推薦出場した米ツアー2戦目「パルメット選手権」で優勝し、2年シードと来年のマスターズ出場権を獲得したギャリック・ヒゴーは、「欧州ツアーに、勢…
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フィル・ミケルソンは衰え知らずの50歳 キャリアGSに注目
「全米プロ選手権」に勝って、53年ぶりにメジャー最年長優勝記録を更新したフィル・ミケルソンには、みんなビックリです。 シニア年齢ですがドライバー飛距離は300ヤードを超えて、ここ数年はあらゆる…
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米3年目初Vのイ・キョンフンはベ・サンムンと同じ道を歩む
「AT&Tバイロン・ネルソン」で米ツアー初優勝を遂げたイ・キョンフン(李京勲)は、日本ツアーの2011年QTをトップ合格。当時は私もレギュラー現役で、「すごい選手がやって来る」とウワサになりました。 …
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W.ザラトリスはレジェンドに囲まれて強心臓を身に付けた
松山英樹が勝ったマスターズで、初出場ながら2位と大健闘したウィル・ザラトリスは幼少期から多くのレジェンドに囲まれて育ちました。 サンフランシスコに生まれ、父親の影響でゴルフを始めるのですが、…
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マスターズ3位のジョーダン・スピースは低迷から完全復調
ジョーダン・スピースが4日のテキサス・オープン(OP)で4年ぶりの勝利を遂げ、先週のマスターズでも3位と活躍しました。 メジャー3勝、フェデックス王者、世界ランク1位にもなったスピースですが…
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M・ジョーンズはツアー昇格に7年 初Vまで7年 2勝目7年ぶり
「ザ・ホンダクラシック」は7年ぶりにマット・ジョーンズが米ツアー2勝目を挙げました。 プロ21年目という息の長い選手です。 豪州シドニー郊外の町に生まれ、父親や5歳年上の兄と一緒にゴル…
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リッキー・ファウラーは来月のマスターズに出場できるか
日本でも人気が高いリッキー・ファウラーのメジャー連続出場記録が途絶えるのではないか、とファンが心配しています。 ルーキーイヤーの2010年「全英オープン」から昨年11月の「マスターズ」までメ…
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ジェネシス招待で2勝目 M.ホーマが唱える3つのキーワード
地元開催「ジェネシス招待」でツアー2勝目を挙げたマックス・ホーマは、「2歳の時から観戦しており、自分にとってマスターズみたいな大会」と優勝インタビューは感極まって涙ぐんでいました。 ゴルフ好…
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無作法だったP.リード 勝った試合で不審の目が向けられた
2018年マスターズでメジャー初優勝のパトリック・リードが、今年1月の「ファーマーズ・インシュアランス」で通算9勝目を挙げました。 世界ランク11位。松山英樹と同じ7年連続「ツアー選手権」進…
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クリス・カークはアルコール依存症とうつ病を克服し復活
アルコール依存症とうつ病からツアーを離脱していたクリス・カーク。 公傷制度を利用し、最後の試合となった「ソニーオープン」で2位となり、見事にシード復帰を果たしました。 ジョージア大学…
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44歳のR.パーマーは若手に引けを取らないショットメーカー
2021年の初戦「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」で優勝争いを演じて4位に終わったR・パーマーは世界ランク25位。プロ22年のキャリアがあり、40代ではA・スコット(40)の22位に…