佐藤信人が見た米ツアーの凄い奴ら
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トム・キムは伸び盛りの注目選手 世界一を目指す20歳は勢いが止まらない
スポット参戦した2021-22年シーズン最終戦の「ウィンダム選手権」で初優勝し、2カ月後の今季3戦目「シュライナーズチルドレンズ」で早くも2勝目を挙げるなど、いまPGAツアーで勢いに乗っているのがト…
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テイラー・ペンドリス 4カ月間のブランク乗り越え、ルーキーイヤー終盤に大活躍
昨季終盤の活躍から初シードを獲得し、プレジデンツ杯メンバーに選ばれたテイラー・ペンドリスは、ドライバー飛距離320ヤード超の飛ばしが魅力の選手です。 プロとしては異色の経歴の持ち主で、カナダ…
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ジャスティン・サーがプロ4年目につかんだ「ツアーメンバーカード」の重み
PGAツアーを代表する選手に育ったC・モリカワ、V・ホブランや、LIVゴルフ招待に移ったM・ウルフとアマチュア時代に肩を並べて活躍したジャスティン・サーが、プロ4年目にようやくツアーカードを手にしま…
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S・ストーリングス 肉体改造&生活改善に取り組んで不振を乗り越えて復活
プロ16年目に初めてプレーオフ最終戦「ツアー選手権」に出場し、今季フェデックスランク(FR)は自身最高29位で終えたスコット・ストーリングス。来年は2014年大会以来、9年ぶりのマスターズ出場を決め…
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J・J・スポーンは糖尿病で体重20キロ減を経験…成績不振から見事に復活
先週のプレーオフ初戦「フェデックス・セントジュード招待」は初日から首位に立ち、完全優勝に王手をかけていたJ・J・スポーンでしたが、最終日に崩れて42位フィニッシュ。ツアー2勝目はお預けになりました。…
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キャメロン・ヤングはルーキー・オブ・ザ・イヤー最有力候補 最大の武器は「飛ばし」
「全英オープン」の最終日最終18番パー4でワンオンに成功し、5メートルのイーグルパットを決めて単独2位フィニッシュのキャメロン・ヤングは、PGAツアーのルーキー・オブ・ザ・イヤーの最有力候補です。 …
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R・フォックスはレジェンドのDNAを引き継ぐ飛ばし屋 父親はオールブラックスのスタンドオフ
DPワールド(欧州)ツアー賞金ランク5位につけて、いま勢いに乗るのがライアン・フォックスです。 ニュージーランド・オークランド生まれ。何より血筋がすごい。父親グラントは母国ラグビー界のレジェ…
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M・フィッツパトリック PGAツアーのパワーゲーム対応に地道に取り組み実を結ぶ
「全米オープン」でPGAツアーとメジャーの初優勝を遂げたマシュー・フィッツパトリックは、2013年「全米アマ」をイングランド勢として102年ぶりに制しており、2冠達成は史上13人目です。同じ会場(ザ・…
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デービス・ライリー 高く評価される美しいスイングの秘密
今週の「全米オープン」に予選会を突破して3度目の出場を決めたデービス・ライリーは2021-22年シーズンからPGAツアーに昇格したルーキーです。 いまフェデックスランクは21位。ルーキー27…
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ミト・ペレイラ 全米プロ「72ホール目の悲劇」を乗り越えて急成長
今季メジャー2戦目「全米プロ」の最終日、最終18番ホールを単独首位で迎えながら、悪夢の72ホール目に泣いたのがミト・ペレイラです。ドライバーショットがクリークにつかまり痛恨のダブルボギーをたたきプレ…
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セップ・ストライカ 大学時代のスター選手が多いPGAツアーでは珍しいタイプ
2月の「ザ・ホンダクラシック」はセップ・ストライカがオーストリア人初のPGAツアー優勝と話題になりました。同国ではゴルフがマイナー競技であり、珍しかったともいえます。 とはいえ、母親は米国人…
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スコッティ・シェフラーは初勝利から6戦4勝 強さの秘訣は「深い信仰心」にあり
「マスターズ」でメジャー初優勝を挙げたスコッティ・シェフラーは、2月の「フェニックス・オープン」での初優勝から2カ月間で4勝と勢いに乗っています。 いま世界ランク、フェデックスランク、賞金ラン…
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ジャスティン・トーマス どん底から立ち直りメジャー2勝目のチャンス
7日に今季メジャー初戦「マスターズ」が開幕します。優勝予想は大変難しい作業ですが、会場は毎年同じであり、経験やコースとの相性、最近の成績、流れ、勢いを分析すれば自然と候補は絞られてきます。 …
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ライアン・ブレーム 公傷制度ラスト大会で初優勝挙げ2年シードゲット
公傷制度が利用できる最後の試合に選んだ3月の「プエルトリコ・オープン」でツアー初優勝を果たし、2024年までのシードを獲得したのがライアン・ブレームです。 米ミシガン州出身で、ミシガン州立大…
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トム・ホギーしぶとさは、練習環境厳しいノースダコタで鍛えられたから
2月の「AT&Tぺブルビーチプロアマ」で初優勝を遂げたトム・ホギーは、PGAツアープロでは数少ないノースダコタ州出身です。 というのも高校生まで過ごしたファーゴという町は、ウエザーチャンネル…
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ハドソン・スワフォード 3度目挑戦のマスターズは大躍進の予感
ハドソン・スワフォードがツアー初優勝を遂げた2017年「キャリアビルダー・チャレンジ」と、先月3勝目をマークした「ザ・アメリカンエキスプレス」は会場が同じです。 バミューダ芝を得意としており…
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金谷拓実の2022年は海外本格参戦に向けて「仕切り直し」の年に
昨年末の世界ランク50位資格でマスターズ出場権を手にした金谷拓実は大学の先輩の松山英樹を追いかけるように視線は海外に向いています。 2020年10月にプロ転向。翌月の「ダンロップフェニックス…
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松山英樹の「史上4人目マスターズ連覇」に夢が膨らむ
6日開幕する「セントリートーナメント・オブ・チャンピオンズ」(米ハワイ州)からPGAツアーの2022年が始まります。 昨年ツアーで優勝したプロだけ出場する大会で、松山英樹は5度目です。 …
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デニー・マッカーシーは今季好スタートを切り初V期待の注目プロ
2018-19年、19-20年と2季連続パット貢献度(SGP)1位に輝いたデニー・マッカーシーはツアー屈指のパターの名手です。 PGAツアー5年目になる未勝利プロですが、21-22年は7試合…
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初V遂げたテーラー・グーチは飛躍が期待されるショットメーカー
先月の「ザ・RSMクラシック」でツアー3年目のテーラー・グーチが初優勝を果たしました。2021-22年シーズンは始まったばかりですが、フェデックスランク(FR)、賞金ランクとも1位です。 オ…