ニュース深読み裏読み
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健康寿命を延ばす「埼玉県コバトン健康マイレージ」に注目
このコラムで「汝の老人を敬え」と言い続けている。それはあまりにニッポンの社会全体が、老人に優しくないと実感するからに他ならない。 67歳になった今、老人でなければ気がつかない社会の歪みを、多…
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ベンチやひと休みする場がない…「にちべんれん」結成決意
年末から年始にかけて食中毒にかかり、水だけの生活を余儀なくされ、何度か死ぬ思いをした。4カ所の大きな病院で精密検査からMRI、大腸の内視鏡検査まで、もうこれ以上調べるところはないというところまで、調…
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高齢者を敬う社会作りに綺麗事ばかりの政策はいらない
「汝の老人を敬え」――今年一年、私はこのことを訴え続けたいと思っている。何を今さら当たり前のことを書くのだと思われるかも知れない。老人問題は10年以上も前から深刻な社会問題として取り上げられてきたのに…
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種子法廃止法、水産改革法…自民党は票田に見切りをつけた
「種子法廃止法」「水産改革法」「水道民営化法」――。 今年の国会では耳慣れない法案が次々と成立した。私もうっかり見過ごしてきた法律だが、「これらの共通項はなんだろう」と考えてみた。結論からいえ…
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疑問だらけのゴーン逮捕 「やっちゃえ日産」特捜部なのか
「利権あるところ犯罪あり」――こう言ったのは、元特捜検事で、後に検事総長になった吉永祐介さん(故人)だ。ロッキード事件やリクルート事件、ゼネコン汚職などの摘発で、特捜検察が華やかだった頃、捜査指揮に当…
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呆れた安倍内閣 「徳」なし総理の下「徳」なし大臣集まる
安倍晋三首相は東京・吉祥寺にある成蹊学園の出身である。成蹊は、旧制7年制高等学校の伝統を引き継ぐ名門校のひとつ。校名の成蹊の由来は、史記に出てくる<桃李もの言わざれども下自ずから蹊を成す>にある。そ…
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安田純平さん問題 誰かが紛争地に行かねば何も伝わらない
安田純平さん(44)が無事に解放された。これほどうれしいことはない。 最初の情報が飛び込んできた23日の夜はくしくも、2003年、イラク戦争に従軍した元朝日新聞記者・野嶋剛さんの「戦争報道」…
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沖縄基地問題で創価学会の池田大作さんが言っていたこと
「池田大作さんを知っている?」 20代の若者たちに聞くと「誰?」という反応に驚かされる。 池田さんは、日蓮正宗系の在家仏教団体「創価学会」の名誉会長で、長きにわたって教団に君臨した“帝…
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政治家と官僚は尾畠春男流の“対価を求めない生き方”に学べ
藤沢周平さんが愛した店として、練馬区大泉学園の鰻屋さんがNHKの「サラメシ」で紹介されていた。藤沢さん、鰻がお好みかと思ったら、国産の大ぶりのもも肉をじっくり、醤油強め、さっぱりした味付けの「とり重…
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安倍3選確実といわれる総裁選で国民に問われていること
五木寛之さんが名付け親だという「全日本こころの歌謡選手権大会」を聴きに江戸川区総合文化センターに行ってきた。プロ、アマチュア22人の歌手。テレビで見かける歌手も顔色なしと思える歌唱力は、長時間、退屈…