中国AI最先端 現地リポート
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“ランク社会”の到来…社会信用システム実験は始まっている
「ブラック・ミラー」は新しいテクノロジーが現代社会にもたらす思わぬ結果を風刺する英国のSFテレビドラマだ。舞台は近未来。友人、職場、コミュニティーなど、出会う先々で互いに「☆」を与えて評価し合う。評価…
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AI市場の「ラストワンマイル」を誰が担うのか?
アリババの新業態「フーマー」。見かけは普通の食品スーパーだが、ウリはいけす飼いの鮮魚売り場と鮮魚の調理サービス、宅配サービスの3点で、上海でも今や話題のチェーン店だ。 中でも注目は「3キロ圏…
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世界市場への売り込み狙い…キャッシュレス社会へ強制移行
浙江省といえば、ジャック・マー会長の出身地でありアリババグループのお膝元である。同省の温州市に出張に行った日本人A氏が驚いた。 「ホテルには自販機があるものの、スマホ決済でないとダメ。私のよう…
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個人情報収集は朝飯前…国家の監視カメラに断念する中国人
中国は明らかに監視社会の道を歩んでいる。空港では2017年から指紋採取が始まった。上海の浦東空港でも14歳から70歳までの外国人は入国時に指紋採取を要求される。生体情報の採取は多くの国が行っているが…
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イノベーションを生み出す“グレーゾーン”でのやりたい放題
米ラスベガスで開催された家電・エレクトロニクス技術展示会(CES)で、WHILL株式会社(横浜市)が独自開発した車いすにスポットが当たった。自動運転・自動停止機能を備えた車いすが、高齢者や障害者の生…
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鳴り物入りで出店の「無人コンビニ」は本当に無人だった
次から次へと流通革命をもたらすアリババ集団会長のジャック・マー氏。2017年夏、アリババは会長の出身地である浙江省杭州市で、自社が運営するモバイル決済サービス「アリペイ」や、ネット通販「タオバオ」の…
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シェアビジネス寡占化 スタートアップ企業は3年以内に死滅
中国では日本を凌駕するハイテクサービスが展開中だ。「AI先進国」を目指しさまざまなトライアルが進行している。だが、そこにひずみはないのだろうか。上海からのリポート。 上海の街に氾濫するシェア…