日本復活への「処方箋」
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GDP総額でなく国民の所得水準の向上を政策の主軸にすべき
日本は今、パラダイムシフトのただ中にある。その原因は人口減少と高齢化。常識が劇的に変化するパラダイムシフトの時代には、当たり前と思われていたものがモロくも崩れる。 消費税の引き上げの議論でも…
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日本は輸出総額“世界4位”だが1人当たりの輸出額は世界44位
国の統計データを巡り、役所ぐるみの改ざんが明らかになっている。 「日本では問題の本質を真剣に分析せず、適当な数字を見つけてくると、都合よく解釈することがよくあります。特に、学者にその傾向が強い…
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国会議員の半数を女性にすることはあまり意味がない
この世の中に“いいデフレ”というものがあるのかやや疑問だが、高齢化社会はデフレ圧力が強まりやすい。65歳以上の高齢者層は資産はあるが、収入は少ない。それゆえ、インフレにつながる政策を嫌い、インフレ政…
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人材評価は世界4位も生産性は28位…経営者の使い方が悪い
昨今、世界的には、「金融政策は個人消費の喚起につながらず、金融市場で株高などをもたらすだけ」にとどまるといわれている。それでも政府が株高や賃上げを誘導したがるのは、現行の社会保障が“成長”を前提に設…
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最低賃金の引き上げでボケッとする経営者にプレッシャーを
米国コンサルティング会社「マッキンゼー」が2014年に発表した「生産性の未来の成長性への展望」によると、紀元1年から今日までの経済成長要因は47%が人口増加によるもので、それ以外が技術革新などによる…
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今の日本は総理大臣の仕事を経理部長にさせている状態だ
日本は今、人類史上類を見ないスピードで人口減少と高齢化が進んでいる。「このままでは日本は三流先進国に成り下がる」と言い切るのは、ゴールドマン・サックスで“伝説のアナリスト”といわれたデービッド・アト…