ビッグスギ直撃 インタビューレッスン
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フェアウエーウッドはボールを上から見て構える
フェアウエーウッドといっても、今は木製ではなくてステンレスやチタン製になり体積も大きくなり、ヘッドの形状もずいぶん変わった。それによって打ち方も変わったのかどうか、杉本英世プロに聞いた。 …
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右足よりも手前でヘッドスピードを出す
ボールを遠くに飛ばすにはヘッドスピードをアップさせるのが何よりも大事だ。そして、ヘッドスピードの出し方について「素振りをしたとき、フォロースルーでビュッと風を切る音が出るように」とよく聞く。だから、…
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クラブを振り切るには前傾してボールから少し離れて構える
チタンドライバーは装着するカーボンシャフトの性能がよくなり、クラブヘッドも進化しているはずなのに「クラブが振り切れないのでスライスする」というアベレージゴルファーが多い。スライスしないで飛ばすスイン…
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つかまるボールを打つためには体を水平にターンさせる
かつて米ツアーではフィニッシュで体を弓なりに反る逆C字形のスイングをする選手が多かった。「スライド&ターン」といわれ、ダウンスイングでひざを平行にスライドさせてから体をターンするスイングをアメリカ打…
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スイングは外角低めのボールをライト方向に打つイメージ
スイングは円運動であるからバックスイングでクラブは目標線の内側に上がり、フォロースルーでもクラブは目標線の内側に振り抜けていく。だからスイングはインサイドインだと言う人もいれば、そうではなくインサイ…
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45インチ以上の長尺シャフトはスイングもフラットになる
チタンドライバーの時代になって、ツアープロは大きく飛距離を伸ばしている。しかし、一般アマチュアは思ったほど飛ばないし、体を使って思い切って振るとスライスするという人が多いのはどうしてなのか。杉本英世…
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スライスに悩むアマチュアはヘッドが返りやすいグリップを
ゴルフのグリップといえば右手の小指を左手の人さし指と中指の間に重ねるオーバーラッピングと、右手の小指と左手の人さし指を交差させるインターロッキングの2つが一般的だ。 しかし、男子ツアーの時松…
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頭を残せば左肘は突っ張らずフォロースルーで右腕が伸びる
昨年の日本ツアー賞金王・今平周吾はすべてのクラブを短く持っている。 身長165センチの小柄な体で、44.75インチのドライバーを3センチぐらいグリップエンドを余して持っている。 「長く…
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「インパクトはアドレスの再現」の本当の意味
「インパクトはアドレスの再現」とよくいわれる。 その一方で、「そんなことはない」と反論する人も多く、答えが分かれて混乱するアマチュアが多い。 杉本英世プロに聞いてみた。 ――杉…
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クラブを左肩の上に向かって高く振り抜くとミスは激減する
今主流のチタンドライバーはパーシモン時代よりシャフトが5センチぐらい長くなってヘッドスピードが出るように作られている。さらにヘッドも460㏄と大型化して、慣性モーメントが大きくなってミスヒットをカバ…
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びんたと同じ? 飛ばすコツは右手と左手の使い方で決まる
プロはトップスイングの位置が高くても右ひじはいつも下を向き、フィニッシュでは同じように左ひじが下を向いている。しかし、一般アマチュアはバックスイングでもフォロースルーでもひじを引いたり逃がしたりして…
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スイングの基本はドライバーで体を横に回すことから覚える
ゴルフを始めるときは、いろんなクラブを打つよりも、まず7番アイアンの練習に集中するのがよい、と言われる。アイアンの中で7番アイアンがちょうど中間のクラブなので振りやすくて、球も楽に上がるからスイング…
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クラブが目標線と平行になればフェースは正面を向く
バックスイングでフェースを開くと、フェースを戻し切れずにインパクトを迎えてスライスするとよくいわれる。では、フェースを開かずにバックスイングするとは、どういうことなのか。杉本英世プロに聞いた。 …
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インパクトは左足、左ひざを逃がさず前に向ける
最近、インパクトで右足かかとだけでなく左足のかかとも上げて、左ひざを突っ張って球をはじき飛ばすような打ち方をしている若いプロをよく見かける。パーシモンヘッドの時代は見られなかったスイングだが、シャフ…
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ボールを飛ばす時は 右足を押さえ込み右かかとを上げない
世界的なプレーヤーはインパクトで右足のヒールアップが遅いといわれる。米女子ツアーを席巻する韓国人プロを見ると、確かにインパクトで右足のヒールアップが遅い。それどころか、ヒールアップをしないべた足でイ…
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コックを早くすれば効率よくオーバースイング防止に役立つ
今のチタンドライバーは装着するカーボンシャフトが格段と進化して軽量、長尺になってよくしなる。飛距離はシャフト次第とまで言われる。ヘッドスピードがあまり出ない人でもシャフトの恩恵で飛ばすことが出来るよ…
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低めのトップをイメージし横からボールをとらえて振り切る
杉本英世プロは1968年に米ツアー出場資格を日本人として初めて取得した。その年は米国で戦ったが、シード権を取ることは出来なかった。しかし、翌年はダブルス戦を入れると7勝を挙げている。 ◇ …
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まず一本足で…下半身を積極的に使えばボールはもっと飛ぶ
杉本英世プロはアマチュアをレッスンする時、「野球の一本足打法を両足をつけたままやるのがゴルフスイングだ」と、今でもよく言う。そして片足を上げてバックスイングさせる。 そして、「ドライバーでバ…
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3Wは高くティーアップしたボールだけ打つドリルが有効
3番ウッドをうまく打てないと言うアマチュアに、杉本英世プロはドライバーと同じように高くティーアップさせて練習させる。そして、ティーを打たずにボールだけを打てと言って教えている。 ――3番ウッ…
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スイング軌道は「遠心力に任せてヘッドを放る」イメージで
レッスン書には真っすぐ飛ばすためのクラブの軌道は「インサイドイン」とよく出てくる。しかし杉本英世プロは「クラブヘッドを目標方向に放ってやれ」と教えている。 ――インサイドイン軌道じゃダメなん…