野田義治「新・巨乳バカ一代」
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雛形あきこが証言 伝説の「雛ポーズ」は偶然から生まれた
「あの子(雛形あきこ)は(バストの)数字はもちろんそこそこありますよ、でもそんなにでかくない。ポーズ次第でより大きく見せられる。べつに上げて寄せて、というだけじゃない。ちょっと前かがみできるだろってい…
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雛形あきこが「人さらいが来た」と思った強引なスカウト
野田義治が雛形あきこの存在を知ったのは学研のアイドル雑誌「Momoco」だった。 雑誌好きの野田がいつものように誌面を見ていると制服姿の雛形あきこが目にとまった。小さな写真にもかかわらず野田…
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「めちゃイケ」に名物社長として雛形あきこと共に登場
「パワースポーツが潰れてしまってどうしようかってことになったけど、食っていかなきゃいけない。そう、だから(イエローキャブに)もどってきて、こっちで食っていかなきゃいけない。もちろん新人探しも含めて」 …
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「残念ながら飯島愛は男の勉強だけはしていなかった」
「うちにとって最大の運は飯島愛。私の記憶だと、飯島愛は業界で30タイトル撮ってそのうちの18タイトル、半分以上をうちから出してるんだよね。出すまでに売れるとわかれば苦労しないよね。うちからあれだけ出し…
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芸能界への転身を希望した飯島愛に野田が送ったアドバイス
飯島愛が深夜のお色気番組「ギルガメッシュないと」で知り合った野田義治に相談してきた。 「野田さん、わたし、芸能界で仕事していきたいんだけど」 奔放な発言が人気を呼び、飯島愛はテレビで活…
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「村西王国」は崩壊 本来のマネジメント業で野田は再出発
「パワースポーツのプロデュース業から離れて、またタレントのマネジメントをやるようになったんだけど、ペースはなかなか戻らなかった。あの雰囲気見ちゃったから。札束飛び交うところ見ちゃったから。もとのペース…
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「これはもうダメだな…」ついにダイヤモンド帝国が崩壊
「撮ってきた素材テープ、AVからタレント物まで倉庫にあったすべてが債権者に回収されてしまった。ああ、これはもうダメだな」 野田義治が嘆いた。 放漫経営、部下の商品横流し、早すぎた衛星放…
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村西監督の衛星放送事業進出でついに歯車が狂い始めた
「ロケットが打ち上がってもいないのに、なんであんなにお金使うんだろう。いろんな人たちから融通してもらっているんだけど、聞いているとなかなか大変なんだろうなと思いましたが、まさか潰れるとは……」 …
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「泥棒野郎!」松坂季実子の不倫相手に村西が一喝した真意
「1107ミリの衝撃」のキャッチフレーズでダイヤモンド映像からデビューした巨乳クイーンが松坂季実子だった。 白くたわわに実った天然の乳房は、巨乳ブームに火をつけた。野田義治に、あらためて巨乳は…
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“彼氏がいる”って子には「上手にやれよ」と反対しなかった
野田義治は中古の国産車から新品のクラウンに乗り換えていた。 村西とおるはベンツとリンカーンリムジンに乗っていたのだが、移動用にもう1台、クラウンを買ったのである。 野田義治が「使わせ…
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「てめえ、この野郎!」桜樹ルイをAV出演させたと疑われ…
「あのとき、いきなり桜樹ルイがダイヤモンド映像から出すとなった。いままでタレントとして動いていたのに、なんでまた。へえ、こういう時代になったんだと思った」 野田義治が回想する。 アイド…
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面接の付き添いだった“桜樹ルイ”を村西とおるは見逃さず
小田急線が脇を通る代々木上原の小高い丘に瀟洒な洋館があった。 この館に仕事の打ち合わせでやってくる人間たちは、ベンツ、ボルボ、サーブ、BMWといった高級外車を運転し、洋館の駐車場はさながら外…
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巨乳モノの新作AVができてくると野田さんが持ってっちゃう
「よそのマネジャーって芸能っぽい、軽いんですけど、野田さんはそういうのがない。昔ながらの大物にマネジャーとしてついていたから、マネジャーとして格が違うんですよ。軽さがない。軽口をたたいたことを見たこと…
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「食う・寝る・ヤる」 “擬似原始共産制”に迫る崩壊の足音
代々木上原のダイヤモンド映像本社が入った瀟洒な洋館には、専属女優たちやスカウトされた女子大生やOLが日夜やってきた。 この館の主、AVの帝王と呼ばれる村西とおるは、専属女優たちに大盤振る舞い…
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複数の女性たちをどう扱うか これはもう永遠のテーマです
2階で田中露央沙と桃瀬くららがもめていた。そのうち怒鳴り合いになった。 助監督だった本牧三郎太が証言する。 「桃瀬くららも卑弥呼ばりにわがままでしたから。(田中)露央沙はそういうのを認…
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「ダイヤモンド映像」が入った洋館は不夜城のようだった
1990年バブル絶頂期、代々木上原の小高い丘にある瀟洒な洋館は、さながら現代版鹿鳴館のように華やいでいた。 村西とおる率いるダイヤモンド映像専属女優たちがこの館に集った。彼女たちは極上の美貌…
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「おれと乃木真梨子がつきあってるって知ってるくせに…」
「野田! この野郎!」 乃木真梨子の部屋に電話をかけたら、出てきたのは聞き覚えのある男の声だった。 野田義治が苦笑交じりに回想する。 「出てきたのは、村西のとっつぁん(笑い)。こ…
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「ぽってりした日本調のいいおねえさんたちが好きだった」
「みんな、いい子ばかりでしたよ。一族郎党の意識だったし」 野田義治はバブル期に体験した特異な体験を懐かしそうに回想する。 1990年、バブル経済が頂点に達したころ、野田がプロデューサー…
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脱がないエロ追求 AVと芸能界の端境で戦った野田のジレンマ
壁が揺れた。 穴が開いている。 激情型の村西とおるがつい壁を殴ってできた穴だった。 野田義治と村西とおるは仕事上で時折、摩擦も生じた。 リビングで2人が話しているとき…
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驚異のジゴロ監督は桑田真澄と交際が発覚したアニータを…
「なんでこんな二枚目が監督やってるんだ。女が素直に言うこときく。どんな激しいことを要求しても女に嫌悪感を抱かせない。不思議な魅力の男でしたよね」 女性を扱う仕事をしてきた野田義治が、驚き呆れる…