「NHKから国民を守る党」の内幕
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ついに国政にも影響…有権者が生み出した過激なモンスター
「僕は法律に詳しい」 NHKから国民を守る党(N国)の立花孝志代表(51)は、たびたびこの言葉を口にする。立花氏も筆者も法律家ではないため、実際のところは分からない。しかし、立花氏が選挙関連の…
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被選挙権ナシで立候補 選挙制度の“穴”も売名利用する発想
足立区の有権者が投じた5548票は「死に票」になるのだろうか――。NHKから国民を守る党(N国)はこんな議論も巻き起こしている。 発端は5月19日告示、26日投票の東京・足立区議選。N国公認…
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一貫して“炎上上等” 取材されると「私人逮捕」で言論封殺
通常、政党や候補はトラブルを極力避けたがるが、NHKから国民を守る党(N国)の姿勢は一貫して「炎上上等」だ。 立花孝志代表(51)も「党の存在を知ってもらえれば、反NHKの票が集まる」と豪語…
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街宣活動でNHKを堂々批判 受信料を巡る訴訟乱発も敗訴続き
NHKから国民を守る党(N国)は、NHKと具体的にどう戦っているのか? 渋谷区議選が行われていた今年4月19日。渋谷のNHK放送センター前で、立花孝志代表(51)はこう叫んだ。 「中で…
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妨害行為者は“お得意さま” ネットの炎上商法で勢力拡大
NHKから国民を守る党(N国)の立花孝志代表(51)は、かつて筆者にこう語っていた。 「選挙中、候補者は公職選挙法によって守られています。選挙運動を邪魔した人は『選挙の自由妨害罪』。妨害行為を…
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党代表は有権者の欲に応える過激動画で年600万円の荒稼ぎ
筆者がNHKから国民を守る党(N国)の立花孝志代表(51)に初めて会ったのは2012年。N国を立ち上げる前年のことだ。 「立花孝志です。ユーチューバーをやっています。『立花孝志ひとり放送局』を…
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現職が任期残しアッサリ辞職 ジバン軽視の「現金」な理由
日本で政治家になるにはジバン(地盤)、カンバン(看板)、カバン(鞄)の「三バン」が重要だと言われる。 しかし、NHKから国民を守る党(N国)の候補たちは、簡単に「ジバン」を変える。資金を意味…
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聞けば腰を抜かす 当選果たした公認候補たちのヘイト発言
暖簾に腕押し、糠に釘――。NHKから国民を守る党(N国)を取材していると、常にそんな言葉が脳裏をよぎる。候補者の前科はもちろん、過去の問題発言についても、立花孝志代表(51=写真)らは「最終的には有…
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研究し尽くし到達した「すべての選挙は売名目的」の境地
NHKから国民を守る党(N国)が躍進する理由の一つに、マスコミや有権者の無関心があることは前回書いた。しかし、それだけで簡単に勝てるほど選挙は甘くない。 N国の原則は「勝てる選挙に出ること」…
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候補者の前科すら包み隠さず有権者の信を得ようとする強み
NHKから国民を守る党(N国)の強みは「何事も隠さない」ことだ。 統一地方選を前にした4月3日、N国は都庁記者クラブで記者会見を開いた。この会見は、出席した記者よりも予定候補者(東京24人)…
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7人立候補で…政見放送はNHK「クロ現プラス」より長くなる
NHKから国民を守る党(N国)は、今夏の参院選で定数6の東京選挙区に7人の候補者を立てる予定だ。そんな従来の常識ではあり得ない選挙戦略には、ポスター掲示場の枠を7連続で確保して「N」「H」「K」「を…
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「改選6」参院東京に7人擁立 そこに隠された恐るべき戦略
「私の公約はただ一つ。NHKを、ぶっ壊す!(ニッコリ)」 そんなワン・イシューで選挙を戦う政治団体が、地方選挙で着々と勢力を拡大していることをご存じだろうか? この政治団体は、2013…