89歳の作家 辻真先の現役力
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散骨にも金がかかるなんて神も仏も糞もない
米寿で発表したミステリーが3冠を達成したレジェンド作家に人生100年時代を生きるヒントを聞くシリーズ。最終回のテーマは終活、理想の死に方である。 ーー周囲に羨ましがられるでしょう? …
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「老化」と思うから良くない。「成長」と同じく「変化」である
米寿で発表したミステリー「たかが殺人じゃないか」での3冠受賞を達成したレジェンド作家は今なお、精力的な執筆活動を続けているが、失礼ながら、ボケないのだろうか。熱海の仕事場を訪ね、シニアに有効な脳トレ…
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世代間ギャップなど、見方を変えればどうってことない
年を取ると「今の若い者は」と言いがちだ。しかし、辻さんは「橋渡し」を自任する。50代になってから若者向けの仕事の依頼が増えたのだ。 ーー若者についてはどう見ていますか? …
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布団のなかで「次は誰を殺そうか」と考えるんです
辻真先さんの若い発想にはいつも驚かされるが、言動もエネルギッシュだ。常に面白いものを求めて歩いている。そこからパワーを得るためだ。 ■コミケで売り子、マウスパッドに綾波レイ 85歳のと…
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モチベーション維持の秘訣は「緊縛絵の世界、大正のエログロにも挑戦します」
米寿超えの作家、辻さんは売れっ子だ。なんと、3年先まで予定を組んでいる。執筆のモチベーションを今回は聞いた。 ◇ ◇ ◇ ――普段の執筆活動のペースを教えてください。 …
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漫画家の夢は破れたけどアニメのシナリオで活路が見えた
米寿で一躍、人気作家になった辻さん。まさしく、人生100年時代におけるシニアの星だが、旺盛な仕事の原点、バイタリティーはやはり、若い頃にある。 ◇ ◇ ◇ ーーテレビ局に入られ…
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漫画の続編が手に入らないから自分で想像したんです
米寿で発表したミステリー「たかが殺人じゃないか」で3冠を受賞した、人生100年時代を生きるシニア世代の星を熱海の仕事場に訪ねるシリーズ。衰え知らずの活力の秘密は? ◇ ◇ ◇ 昭…
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少年少女のまなざしで、老いたぼくの後ろ向きの妄想を語る
米寿で発表したミステリー「たかが殺人じゃないか」での3冠受賞後も、筆を止めない辻真先氏。人生100年時代を生きるシニア世代の星を仕事場のある熱海に訪ねるシリーズ。今回のテーマは活力の源である。 …
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「1年380日の晩酌!」老いていく自分自身の体を面白がる
米寿で発表したミステリー「たかが殺人じゃないか」での3冠受賞、人生100年時代を生きるシニア世代の星は日々の衰えをいかにパワーに変えているのか。熱海の仕事場を訪ね、秘訣を伺った。 ◇ ◇…
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生まれつき「スローモーション」だけど持続力はある方です
人生100年時代。シニア世代には、輝く星のような存在だろう。米寿で発表したミステリー小説「たかが殺人じゃないか」が「このミステリーがすごい!」など3冠を受賞。その後も精力的に新作執筆にあたる作家、辻…