プロが読む 次のブレーク銘柄
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1907年創業「帝国繊維」は中核の麻から業態転換、防災マーケットを開拓
今年のテーマとして挙げているのが「常在戦場」という言葉。常に戦場にいるかのような緊張感を持って物事に取り組むことの大切さを表現している。株式市場は常に勝つか負けるかの戦いの場。売り買いの勝負。あるい…
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「西華産業」は三菱系が強みの機械総合商社
2025年を迎えた豊洲のマグロの初セリで一番マグロは2億円を超え史上2番目の高値。山形・天童のさくらんぼ「佐藤錦」の初セリは500グラム150万円で過去最高。高級品がより高価格になるということは景気…
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キオクシアホールディングス 花の連想で「菊」。小さく生まれて大きく育つ予感
相場はまもなく大納会を迎える。令和6年の大団円だ。振り返れば大発会の時にはこう記していた。 「甲辰の相場、株式劇場が始まります。下落も上昇も終わってみればしょせん、茶番の連続ということが理解で…
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「アズ企画設計」が目指すのは空き室のない元気な街を創ること
「読売株価指数(読売333)」が来年3月に創設されるという。日経平均株価とTOPIXに代わる選択肢として株式市場の新たな指標となる可能性はあろう。算出方法に「等ウェート型」を採用し構成銘柄の値動きを同…
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来年は巳年、干支銘柄に期待…「ジャノメ」も12年前に大化けした
先月大阪証券取引所で聞いた話。江戸の頃、堂島の米相場を誰よりも早く知りたがった投資家たち。山の上で大きな旗を振って西は岡山、広島、博多。東は京都、名古屋、静岡、江戸へと米の価格を知らせていたという。…
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「Appier Group」はAIを活用したマーケティングソリューションの世界的企業
日々のデータを確認するだけで、相場観は飛躍的に正解率が向上する。と、頭ではわかっていてもなかなか実行する人は少ない。そして他人の相場観ばかりを気にする。これでは儲かることは少ない。 もちろん…
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「ミガロホールディングス」投資用マンション開発・販売から顔認証DXへ
株式市場の不透明な動向や複雑怪奇な世界情勢は表面上の事象を見ているだけではなかなか腑に落ちるものではない。むしろ長い時間軸でとらえる方が望ましい。 例えば世界の動向を対立軸で見てみるとキーワ…
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国会に赤じゅうたん納入 住江織物は「SUMINOE」への変更でさらなるグローバル化へ
衆院選と米大統領選挙を通過。市場の関心はここ数年主役だった「米金利」から「トランプ政権の政策」に移行してきた格好。 もっともトランプラリーは見られたが、東京株式市場は、そのコピーとはなってい…
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ヤマノホールディングス「従業員が投資したくなる会社」を目指す
11月ともなれば来年の相場スケジュールとかカレンダーを考える時期。森羅万象とはいわないまでも結構多くのものをチェックしなければならない。 たとえばイスラムのヒジュラ暦の新年は6月27日(金)…
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「MORESCO」数々のトップシェア商品を誇るオンリーワン企業
野球で日本シリーズよりはワールドシリーズに視点が移ってしまうように、日本の衆議院選挙よりも米大統領選挙の方がインパクトは強いような気がする。 株式ならば米国株を買うことはできるが米国の選挙権…
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「アイエックス・ナレッジ」は日本のITソフトウェア産業の草分け
IT(情報技術)の浸透、AI(人工知能)、IoT(モノのインターネット化)、ロボティクスなどの新技術の進展↓社会変化に対応した企業のデジタル化が加速→DX、働き方改革の推進は継続。現在の流れは未来も…
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「ファンペップ」はペプチドで元気を世界へ
株式市場専門家の仕事はおそらく開業医みたいなもの。市場全体を診て、小さな変化に気が付くことが重要だ。もちろん、個別の悪化や好転からは目を外せない。その上で専門医と異なり、細部にこだわるのではなく、全…
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「冨士ダイス」は超硬耐摩耗工具で国内シェアトップ
相場には一体感が必要だ。上場会社と市場と投資家の一体感。これを醸成するのは結構難しい。でも上場会社の思いと投資家の思いが合致すれば、それが相場になるだろう。東証も「資本コストや株価を意識した経営の実…
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「テクノプロHD」は国内最大級の技術アウトソーシング企業
「大切にしたいこと」というのをいくつか思いついた。「下手な経験則より素人考え」「踊る大調査戦」「世界経済よりも大切なのは自分の銘柄のゆくえ」「上がる銘柄がヒーローなのではなく、夢のある銘柄がヒーロー」…
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「萩原工業」は「夢」に向う企業 プラのリサイクルにも注力
10月4日は「証券投資の日」。由来は「10(とう)」と「4(し)」の語呂合わせで1996年に日本証券業協会によって制定され、2009年に登録名称が「投資の日」となり、2017年に「証券投資の日」とな…
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「ランドコンピュータ」AI、DXの追い風変わらず
地方の基準地価が32年ぶりに上昇した。背景は訪日外国人中心の観光需要の高まりや半導体の工場新設など。台湾の半導体受託生産世界最大手TSMC進出で沸く熊本県菊陽町は16.9%上昇。東隣の大津町が19.…
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「Heartseed」再生医療で心臓病治療の扉を開く
今年のラジオNIKKEI全国ツアーの共通テーマは「Make the Drama」。株式相場の上下の大変動は「Drama」の舞台。でも株式劇場の俳優は、銘柄だけではない。投資家さんは観客であり役者。そ…
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「POPER」は塾専用のコミュニケーションDX
現在の相場の主役は30年前には脇役だったし、30年後の相場の主役はおそらく今の人気銘柄である可能性は少ないだろう。 例えばSBGはパソコン教則本を売っている会社だったし、ファーストリテイリン…
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「関西ペイント」8月にプライム150指数に選定される
東京証券取引所の17回目となる市場区分の見直しに関するフォローアップ会議。「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」の振り返りとともに今後の施策案を公表した。 「改革は途上」とし、今…
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「大阪有機化学工業」はアクリル酸エステルで業界トップクラス
手塚治虫氏の代表的作品は「火の鳥」。古代から未来まで生命の本質や人間の業が壮大なスケールで描かれている。きっと格言の「相場は繰り返す」も同じ発想だろう。 大阪有機化学工業(4187)は特殊ア…