独白 愉快な“病人”たち
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ひょっとしたら死ぬかも…元テレ朝アナの佐々木正洋さん髄膜炎を振り返る
2012年にフリーになってからというもの、次から次に病気をしました。特に印象深いのは、13年の「髄膜炎」です。「このまま死ぬんじゃないか」と思いました。 当時、サラリーマンからフリーになって…
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拒食症で体重23キロに…料理研究家Mizukiさん「死ぬんだと思いました」
23歳のとき、身長162センチで体重23キロになりました。それでも私は「拒食症じゃない」と言い続けていました。今は本来の食生活に戻りましたけれど、「やると決めたらどんなことをしてでもやる」という本質…
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肝膿瘍の疑いで即入院…元たまの石川浩司さん「危なかったんだなぁ」
2023年9月30日から2週間入院したんですけど、「病名は何ですか?」と聞いたら「肝膿瘍の疑い」と言われました。でも「疑い」なだけで、いまだにちゃんと病名はわからないのです(笑)。ちなみに肝膿瘍は、…
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声優の宮村優子さんは「バセドー病」と「橋本病」の両方を経験…壮絶闘病を語る
「バセドー病」と「橋本病」は、どちらも新陳代謝を促進する甲状腺ホルモンのバランスが崩れる甲状腺疾患です。甲状腺ホルモンが過剰になるのがバセドー病で、減少してしまうのが橋本病。私はその両方を数年の間に経…
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タレント小川恵理子さん乳がん闘病を語る「その場で涙が出ました…」
「乳がん」がわかったきっかけは、事務所の先輩の内海英華師匠から言っていただいたこんな言葉でした。 「私も更年期の経験したけど、レディースクリニックでホルモン補充療法をしたら一発で良うなったから、…
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プロスキージャンパー竹内択さん難病との闘い 葛西紀明さんの言葉がなかったら…
チャーグ・ストラウス症候群は「好酸球性多発血管炎性肉芽腫症」ともいって、本来、体を守ってくれる白血球の一種である好酸球が全身の血管を攻撃する病気です。どこがどのくらい攻撃されるかは人によっていろいろ…
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ものまね芸人の山本高広さん“結石”で命を落としかけた体験を語る
「今日手術しないと死にます」 そう言われてビックリしました。「敗血症」という危険な状態になる一歩手前だったみたいです。尿管結石を簡単に考えていました。 一番初めの兆候は、今年の8月9日…
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リアルアキバボーイズのけいたんさん 肺炎で「シワだらけで息が吸えない肺に…」退院後も危機感を
だんだん呼吸ができなくなって、「これはヤバイ」と思いました。でも、自宅に救急車を呼ぶって恥ずかしいじゃないですか。昼間だったし、マンションの前に救急車なんて、絶対、人に見られちゃう。でも、そう言って…
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ずっと夢を見ていた…歌手の井上あずみさん脳出血での緊急手術を振り返る
去年の8月26日でした。デビュー40周年記念コンサートの当日リハーサル中、最後の曲である「君をのせて」を歌い終わったときに「脳出血」で倒れてしまったんです。開場の30分前の出来事でした。 頭…
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最後はほぼ眠れなくなって…女道楽の内海英華さん語る変形性股関節症
今年5月、左脚の人工股関節置換手術を受けました。全身麻酔をしてますから、本人は何もわかりませんけど、身を切って、筋膜切って骨切り出して、代わりに大腿骨に人工骨をカンカン! と打ち込んだんでしょうね。…
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体の中にはボルトが12本…山口いづみさん腰椎すべり症との苦闘を語る
「こんなにひどいのは長い整形外科人生でトップ3に入りますよ」 大学病院の先生にそう言われて、かなり驚きました。 今年の春、3回にわたって手術をいたしました。今は歩けるようになりましたけ…
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堰を切ったように大量の血尿が…漢 a.k.a.GAMIさん膀胱がんを語る
「突発性扁平上皮がん」は悪性の進行がんで、膀胱がんの中でも珍しいタイプだそうです。今年4月の1回目の手術で、がん細胞が筋層まで達していることが分かったので、躊躇する時間的余地もなく、5月に膀胱全摘手術…
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マジシャン矢神潤さんは白血病など4回の命の危機を乗り越えた
急性骨髄性白血病を2回、心筋梗塞、間質性肺炎(一般的な肺炎も併発)、おまけに難病の「慢性炎症性脱髄性多発神経炎(CIDP)」も患い、主治医には「ギリギリで生きている状態だから」と言われながらもマジシ…
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子供の顔を見ながら泣きました…お笑い芸人の植山由美子さん乳がんを語る
「がん」と宣告されたら「すぐ死ぬ」と思っていたんです。でも2日経っても「死んでないやん」ってなって(笑)。「じゃ、悩んでもしょうがない。悩んでいるのを見ている人もしんどいだろう」と思って、そこから頭を…
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元の心臓より小さくなったので…スギちゃん先天性の心疾患「心房中隔欠損症」を振り返る
「心房中隔欠損症」は心臓の右心房と左心房を隔てる壁に穴がある先天性の心疾患です。僕の記憶では「手術をしなければ20歳までしか生きられない」って……あれ? 40歳だったかな? というわけで、僕の胸には縦…
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妻の入院で深酒し過ぎた…嘉門タツオさん「急性膵炎」を振り返る
「点滴、浣腸、下剤、排尿、排便、採血、MRI/入院3日目/ようやく今日/流動食を胃に入れて/4日目に尿管はずれましたー」 これは退院直後に作った「急性膵炎の歌」の冒頭です。まだ曲はつけていませ…
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まったく外に出られなくなって…緑川ちひろさん突発性難聴との闘い
「この病気は完治する人が少ない。やれることはやりますが、治るという保証はできません」 そう聞いたときはショックでした。ひと言で言えば「絶望」……。何もかも嫌になってしまうほど落ち込んで、悩んで…
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フリーになった途端に発症…上重聡さん帯状疱疹を振り返る
背中に強い痒みを感じました。テレビ局を退社し、フリーになった今年4月に入ってからです。「何かできものでもできたんだろう」と思っていると、日に日に痒みがさらに強くなり、間もなく痛みに変わりました。入浴…
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右半身だけでほふく前進して玄関へ…ツートン青木さん脳梗塞を語る
今も左半身にしびれが残って、月水金はリハビリ、火木土はマッサージの担当の方に来てもらっています。歩けるようにはなったけれど、たまに東京に出てくると、みんな足早で嫌になります。腰の曲がったおばあさんな…
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動けなくなってインスタで助けを…ボディービルダーの渡辺和也さんギランバレー症候群を語る
もう完治はしているんですけど、いまだに握力が以前の50%程度しかありません。でも握力ゼロの時もあったので、ずいぶん回復したほうです。 「ギランバレー症候群」は一般的に食中毒がきっかけで起こり、…