今押さえておきたいがん治療
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小児の白血病 治る時代。必要なのは長期フォローアップ
小児がんは、15歳未満の子供がかかるがんの総称で、最も多いのが白血病だ。その現状はどうなっているのか。国立成育医療研究センター小児がんセンター・松本公一センター長に聞いた。 「小児がんのひとつ…
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去勢抵抗性前立腺がん治療が前進 新薬カバジタキセルの実力
前立腺がんは、2020年に男性のがんで罹患者数第1位、患者数は約10万人になると予想されている。昨年、3種類の新薬が登場し、治療は大きく前進した。 前立腺で進行がんや再発・転移がんの場合、男…
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「高濃度ビタミンC点滴療法」で末期患者の全身の痛みが焼失
末期がんで打つ手がなくなった時、どの“道”を選ぶかは、その人が“どう生きたいか”につながる。神奈川県在住のAさん(61)は、「とにかく、耐えがたい痛みを取ってもらいたかった。“治療”という考えは全く…
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「免疫療法」は本当に勝てるのか
がんの取材をしていると、従来の免疫療法を疑問視する声をよく聞く。はたしてどうなのか。 免疫療法は、異物を攻撃する免疫細胞(樹状細胞、マクロファージ、リンパ球など)の働きを利用した治療法だ。種…