震災後の健康被害 これからが危ない
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<第4回>初期症状は空腹時や食後の痛み 「震災胃潰瘍」に要注意
熊本では震度7の2回を含め、震度1以上の揺れが900回を超えた。その強いストレスが原因で胃や腸に信じられないような病変が起こるケースが多発するという。東京都医師会の理事で「鳥居内科クリニック」(世田…
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<第3回>ストレスを軽減しない限り発症リスクは抑えられない
震災直後は心筋梗塞や脳卒中などの脳や心血管イベントが増えることが知られているが、被災地では今後も注意が必要だ。東邦大学医療センターの東丸貴信教授(循環器科)が言う。 「揺れが一段落したからとい…
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<第2回>目の病気「角膜潰瘍」「緑内障」「ドライアイ」に気を付けろ
「被災地では消毒が不十分なコンタクトレンズを使ったり、使用期限が守られないことが少なくありません。そのせいで角膜潰瘍を発症していることがあるので注意が必要です」 こう言うのは東京都眼科医会学術…
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<第1回>口腔ケアなしで肺炎、寝たきり、認知症は防げない
最初の大きな揺れから11日目。被災地では揺れが落ち着いてきて、「少し安心した」という人も多いはず。しかし、震災の影響が心身に及ぶのはこれからが本番。その対処の仕方次第で健康に生きられるかどうかが決ま…