妻が「末期がん」になったら
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<5>治療中の妻を邪魔する夫の性欲…術後1年以上で9割再開
妻にがんが見つかれば日常は一変する。家族の暮らしは、それまで通りとはいかない。夫婦の性生活も変わる。ピンピンしている夫と違って、病と闘う妻はセックスどころじゃない。性欲が衰えない夫と、その気がなくな…
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<4>気が動転しても、夫は仕事と看病の“同時進行”が肝心
〈2013年の2月終わり、8年連れ添った妻が子宮頸がん末期とわかり、半年もつかわからない命と言われた〉。現在、千葉県を中心にパントマイムやバルーンなどで子供たちを喜ばせているパフォーマンタロウさん(4…
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<3>自己負担が「月4万円」の窓口払いでチャラになる制度
末期がんで苦しむ妻を救うには、治療が欠かせない。がんの種類や病状によって、手術と抗がん剤、放射線をどう組み合わせるかが異なるが、末期がんとなると100万円超も珍しくない。莫大な医療費をどうやって工面…
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<2> 受診日は夫も同行すべきか?
「乳がんです。肝臓に転移が見られますね。放射線と抗がん剤で治療していきます。すぐ入院してください――」 八王子市在住の松田さん(68=仮名)は、妻ががん告知を受けた6年前のその日、医者から言わ…
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<1>家族のサポート 「頑張れ」と背中を押さず寄り添う
「自分の中で少しずつ覚悟ができていた」――乳がんで闘病中の小林麻央(34)は、先月26日のブログにそう記している。骨への転移も見つかり、抗がん剤によるつらい治療が続く。2人に1人ががんになる時代だが、…