失明リスクの高い目の病気
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強度近視が進行すると網膜剥離や黄斑変性症につながる恐れ
近視人口が「パンデミック(感染爆発)」と表現されるほどの勢いで増えています。 2015年の英科学雑誌「ネイチャー」には“20年までに世界の人口の3分の1にあたる25億人が近視になりかねない”…
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糖尿病網膜症 糖尿の進行と視力の状態は必ずしも一致しない
「平成28年国民健康・栄養調査」によると、糖尿病を「強く疑われる」「その可能性が否定しきれない」人の数は、ともに1000万人です。糖尿病網膜症は、その合併症のひとつです。糖尿病発症から10年以上で発症…
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網膜剥離の意外な原因 アレルギーで目のこすり過ぎも危険
思わぬアクシデントにより若い人でも発症する場合がありますが、多くは50代から増えてくるのが網膜剥離です。目の中の網膜といわれる膜が剥がれる病気です。網膜は目の中に入ってくる光を刺激として受け取り視神…
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「突然、黒い幕が下りて…」一過性黒内障は脳梗塞の前兆
「緑内障」「白内障」ときたら次は「黒内障」です。眼球自体には問題がないのに「突然幕が下りたように目の前が真っ暗になった」などといって、片眼または両眼の重篤な視力低下、あるいは失明状態に陥る病気です。そ…
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光がにじみ街灯が二重に見える…こんな人は白内障に注意
40歳を過ぎると、多くの人に白内障症状が見られるようになります。白内障はピントを合わせるレンズに当たる水晶体が濁る病気です。水晶体は目の中に細い多数の糸(水晶体小体)で吊り下げられています。このレン…
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わけもなく人によくぶつかる…こうなったら緑内障にご用心
前回、亡くなられた大橋巨泉さんの緑内障のお話をいたしましたが、この病気で苦しんでいる方は他にもおられます。 日本サッカー界のレジェンド釜本邦茂さんの実のお姉さんで、日本ブラインドサッカー協会…
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見えなくなる恐怖が 大橋巨泉さんは目の病気“4冠王”だった
今春定年を迎える医学部教授と、セミリタイアの話をしました。セミリタイアとは、完全にその世界から引退するわけではなく、仕事の一部を残しての退職です。 その方は、2016年に亡くなったタレントの…