ようこそ!不老不死レストランへ
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【鱸の唐揚げのピリ辛大根おろし添え】ビタミンDが豊富な皮ごと二度揚げに
出世魚のスズキは高タンパク低脂肪の典型的な白身魚です。 春がタイ、冬がヒラメなら、夏はスズキ。いまが旬ですから、一年中で最も豊富な栄養分を、最もおいしくいただきたいものです。 良質な…
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ポテトサラダで新じゃがのビタミンCを逃さずおいしく摂取
子供の頃、初夏にかけての週末になると、必ずといっていいくらい朝食の食卓に並んでいたのが新じゃがでした。 栄養価とうま味が最大になる旬の食材を、最もおいしい形でいただくことは何より重要です。 …
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【トマトと卵との炒め煮】ビタミンDとカルシウムの最強コンビで骨粗しょう症予防
生キクラゲの旬は、4~9月です。成分は乾燥と変わりませんが、他の野菜にはないプリプリの食感が楽しめます。 生キクラゲは料理の脇役といったイメージが強いですけれど、非常に栄養分が豊富です。ゴボ…
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【さわらの卵黄焼き】動脈硬化に糖尿病予防…昔から重宝された理由
味噌は日本の食文化を代表する発酵調味料です。「さしすせそ」の最後ですから、調理の最後に加えます。特に麹味噌は風味が飛びやすく、長く煮るとうま味成分が減ってしまうからです。煮返した味噌汁がいい例です。…
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【野沢菜漬け】植物性乳酸菌とビタミンB1で整腸と疲労回復
食品の発酵に役立つ乳酸菌のうち、牛乳をヨーグルトやチーズに変えるのが動物性なら、野菜を漬物に変えるのは植物性です。 栄養豊富な乳糖をエサに、恵まれた環境のもとで育つ動物性乳酸菌に比べて、植物…
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【鳥の唐揚げ】鶏肉のカルノシンで体の酸化や糖化を抑える
日本酒の誕生とともに生まれた麹には、たくさんの種類の酵素が含まれています。それらの酵素にはでんぷんやタンパク質を分解してうま味成分のアミノ酸をつくり出したり、肉を軟らかくしたりする作用があります。 …
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【アサリの納豆チゲ】微生物と発酵のパワーで生活習慣病予防
メインのアサリの納豆チゲにも、韓国風刺し身サラダにも使用している調味料はコチュジャンです。 コチュジャンとは、米、麦、大豆、麹、粉唐辛子などを発酵させた醤のこと。同じ辛口の醤でも炒めることで…
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【鯵どんぶり】良質なタンパク質が脳や血管老化防ぐ
これから夏にかけて旬の鯵は、おいしいだけでなく、栄養面でも優秀な食材です。 まずは良質なタンパク質が豊富です。食品のタンパク質が良質なものかどうかを示す指標に「アミノ酸スコア」があります。ア…
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【アオリイカの炒め物】豊富なカリウムが血圧を下げる
さやが空に向かってつくことからその名が付いた「空豆(そら豆)」は、福岡先生もおっしゃいますように栄養が豊富です。 中でも多く含まれている植物性タンパク質はコレステロール値を低下させたり、正常…
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【芝エビづくし】「始末」で体や血管の老化を防止する
料理には「始末」という言葉があります。京都や大阪など、昔から主に関西で使われていましたけど、食材を最後まできちんと使い切ること。魚なら皮も含めて頭から尻尾まで、野菜は丸ごと料理に使用する。工夫して食…
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【ウドの焼き浸し】アク抜きせず香りと苦味を丸ごと味わう
春野菜の持つ力強さは、ときに苦味だったり、えぐみだったりすることがあります。淡泊な味ではなく、その野菜がもつ「押しだし」の強さのようなものも旬の野菜の魅力です。 今回紹介するウドはふつうはア…
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【鯛のかぶと煮】調味料を控えてビタミンB1で疲労回復
鯛は良質なタンパク質が豊富で、なおかつ味の良い魚です。うま味成分のグルタミン酸やイノシン酸がバランスよく含まれています。 ビタミンB1も豊富ですから、疲労回復にもひと役買ってくれます。ビタミ…
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【まるごとロールキャベツ】"天然の胃薬”のうま味と甘味
胃酸の過剰な分泌を抑え、胃の粘膜を保護したり修復したりする作用のあるビタミンUは、キャベツから発見されたことから別名キャベジンともいいます。 天然の胃薬ともいうべきキャベツは、他にビタミンC…
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【あさりとじゃがいものタイ風炒め物】ナンプラーの風味が塩分を補う
春は貝が旬です。身がふっくらとして、うま味が強く、栄養価も髙い。今回はあさりをメインにしました。 味付けにはナンプラーを使います。ナンプラーは、タイ料理に欠かせない調味料で、近海の小魚を塩蔵…
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【アスパラガスのグラタン】チーズの塩分だけで春の甘さを
今日から始まる「不老不死レストラン」。アンチエイジングに関する食の本は数限りなくありますが、いくら体に良くても、毎日そればかりでは、人間の食欲は満たされません。また、何かの摂取を抑えようとしても、そ…