「おいしいワインの選び方」杉山明日香著

公開日: 更新日:

 ワインと料理を合わせることをフランス語で「マリアージュ(結婚)」と呼ぶように、両者はお互いの相性によって、魅力を高め合う一方で、その逆にもする。本書は、家庭の献立に合う定番ワインを紹介するガイドブック。

 まずは代表的なブドウ品種と産地を解説。その上で、例えば刺し身。赤ワインはもちろん、白ワインでもシャルドネ(ニューワールド=欧州以外の生産国)やソーヴィニヨン・ブラン(ニュージーランド)は香りが強すぎて基本的には合わず、フランス・ロワール地方のミュスカデや日本の甲州などがお勧めだという。その他、ポテトサラダや焼き鳥、トンカツなど、家庭料理に合うワイン(品種と産地)を紹介。(イースト・プレス 800円+税)



【連載】新書あらかると

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元小結・臥牙丸さんは5年前に引退しすっかりスリムに…故国ジョージアにタイヤを輸出する事業を始めていた

  2. 2

    「自公過半数割れ」後の大政局…反石破勢力は「高市早苗首班」で参政党との連立も

  3. 3

    自民旧安倍派「歩くヘイト」杉田水脈氏は参院選落選危機…なりふり構わぬ超ドブ板選挙を展開中

  4. 4

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  5. 5

    巨人無残な50億円大補強で“天国から地獄”の阿部監督…負けにお決まり「しょうがない」にファン我慢限界

  1. 6

    世良公則、ラサール石井…知名度だけでは難しいタレント候補の現実

  2. 7

    狩野舞子は“ジャニーズのガーシー”か? WEST.中間淳太の熱愛発覚で露呈したすさまじい嫌われぶり

  3. 8

    WEST.中間淳太がジャンボリお姉さんとの熱愛謝罪で火に油…ディズニー関連の仕事全滅の恐れも

  4. 9

    巨人・田中将大「巨大不良債権化」という現実…阿部監督の“ちぐはぐ指令”に二軍首脳陣から大ヒンシュク

  5. 10

    元大関・栃ノ心が故国ジョージアの妻と離婚し日本人と再婚! 1男誕生も明かす