本屋はワンダーランドだ!
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古書ソオダ水(早稲田)文芸、芸術・音楽が6割。4割が俳句、短歌、詩
早稲田大学北門のすぐ左手のビルの2階。ドアを開け、懐かしき古本屋然としたたたずまいにシンパシーを覚える。面陳列少なめ。実用第一っぽい本棚にぎっしりと本が挿さっていた。 「2018年1月にオープ…
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藤乃屋書店(大田区・御嶽山)木枠の大きな窓と佇まいがいい本に地元の人も注目
「うちの近くの駅前書店が、カフェ付きのすてきな本屋さんに生まれ変わったんです」と、友人から弾んだ報。飛んでいった。トコトコ走る東急池上線の沿線だ。 ほほ~。ベージュとグレーの中間色の壁に、木枠…
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弥生坂 緑の本棚(大田区・池上)店主が植物と古本の組み合わせに開眼
「根津・弥生坂の『緑の本棚』、2月に池上に移ったよ」と風の便りに聞いて、移転後の初訪問。門前町の雰囲気いいな~と本門寺通りを歩いて……の後が少し難しかった。細い路地に面した築72年の一軒家だったからだ…
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ドレッドノート(清澄白河)新刊、古本6000冊、戦争、軍事、近代史が得意
イギリスの戦艦を指す店名から、もしや? その通りだった。 入り口を入って正面に「小泉悠が護憲派と語り合う安全保障」「米中戦争を阻止せよ」、右手に「玉砕の島」「硫黄島戦記」「敵兵を救助せよ!」…
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再燈社書店(御茶ノ水)便箋、ご朱印帳など紙製品から、紙と親和性の高い本約3000冊まで
神田明神すぐ横のマンションの前。次々と足をとめ、ウインドーを眺める人たちがいた。なになに? 千代紙のような柄のカードや浴衣柄のような布カバーをまとったノートなど、ステキな和柄文具がディスプレーされて…
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無用之用(神保町)「何かのときにふと思い出して役に立つような本を置いています」
すずらん通りを挟んで、目下工事中の三省堂書店の真向かい。あら?入り口はどこだ。裏側に回って、階段を上がって……。 ドアを開けると広がっていたのは、60平方メートルのゆったりしたブックカフェ・…
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100人の本屋さん(世田谷・松陰神社前)シェア型書店、コワーキングとイベントスペースの「人と人をつなぐ」本屋さん
東急世田谷線・松陰神社前駅を降りて、10秒くらい。コンビニ右の階段を上がると、いい具合に散らかった空間が広がっていた。 「ここはいったいどんな場所?」などと書いた、説明会に使ったであろう紙をベ…
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Wols Books(ヴォルス ブックス)(神保町)「重すぎて立ち読みできない大型本はテーブルでどうぞ」
「神保町らしからぬ古本屋さんができている」と知人に聞き、やって来たのだが、「らしからぬ」の意味がすぐに分かった。 外観の目印が、ブルー地に白いロゴの洒落た看板。約40平方メートルの店内は、北欧…
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NoDo_(祐天寺)「人生にも余白を」の思いに込めたシェア型本屋
祐天寺駅から、住宅街を歩き、忽然と現れたのは、青色の本屋さん。 店内に入ると、壁が、外より深い青色。店主の深澤弘至さん(47)が、「僕の好きな色です。光線によって微妙に色が違って見えるんです…
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読夢の湯(よむのゆ)(高円寺)銭湯の脱衣場のような空間に寝っ転がって
飲食店やリサイクル店などが軒を連ねる高円寺庚申通り商店街の中ほど。金物店「稲毛屋」の2階だ。表に看板を出さないのがこの商店街のルールとは意外だが、だからこそ、来場者が爆増せず、昨年7月の開店以来、平…
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本で旅する Via(荻窪)「本を持ち込みここで読書を」が基本の路地裏ブックカフェ
路地裏に佇む、相当古そうな木造の一軒家だ。木戸を開けた途端、同行カメラマンも私も「ほぉー」。ハモってしまった。 ダークグレーの端正な空間が、隠れ家のごとく広がっていたからだ。壁際に1000冊…
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あんず文庫(大田区・山王)室生犀星や大江健三郎の文学棚、「食」括りの棚まで目移りしまくり!
吉祥寺に絵本専門の「あぷりこっとつりー」、ここ大田区内には玄関前にあんずの木が茂る海外絵本の店があった。古本屋とあんず、そして絵本は相性いいのねと思いながら、大森駅からとことこ歩いてやってきた。 …
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PASSAGE by ALL REVIEWS(神保町)「鹿島茂さんという“資源”を最大限に生かそうと始めました」
あら、変わった本屋さん。と見つけたのはコロナ禍後期だった。シェア型書店がまだまだ珍しかった2022年3月、神保町での、その最初の店としてオープンした。今やお客がひっきりなし。すずらん通りの名所化して…
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plateau books(白山)設計事務所代表が価値を付け直した“本と空間” おっ、配列が面白い
1970年代築のビルだそう。狭い階段を2階に上がり、ドアを開けると、広がっていたのは、ニュアンスのある広~い空間。 真ん中に、ユーズド感いっぱいの大テーブルが置かれ、本棚にも同じ匂いが。天井…
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アンダンテ(千石)「本を手に取って選べる場所を増やしたい」と創設
アンダンテ。聞き覚えのある言葉だと思いきや、「歩くような速さで」という意味の音楽記号だそう。慌ただしい世の中だけど、ゆっくり進もうよ、と付けられた店名だろう。 「旅と暮らし」の本を中心に手がけ…
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「みつばち古書部」(大阪・阿倍野)シェア型書店の第1号が文の里商店街に
箱形の本棚スペースを借り、誰もが“小さな本屋”になれるシェア型書店。今や全国に100軒以上できているが、その第1号が2017年7月オープンの、ここ「みつばち古書部」。昭和のにおいが満ちる文の里商店街…
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居留守文庫(大阪・阿倍野)堂々たる梁が通る100年の時層を感じる店内
築約100年。6軒長屋の一軒だそう。あべのハルカスのお膝元とは思いがたい、細い道が連なる静かな住宅街にある。 大きな書架風の外観に「いい感じ~」と呟き、開こうとしたドアに、政木哲也著「本のあ…
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アルスクモノイ(神楽坂)木と紙の匂いが漂う店内に美しく並ぶ「デザイン、アート、古いモノ」
神楽坂と江戸川橋の中間。普通のアルミサッシの戸を開けると、木と紙の匂いが漂う、洒落た空間が忽然と現れる。「デザイン、アート、古いモノがもともと好きで、自分が見てきたモノ全部を生かせる--と、本屋にた…
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桔梗屋書店(目白)定番週刊誌から経済誌、学習誌まで雑誌中心の珍しい本屋
目白通り沿い。ブルーグレーの窓枠がおしゃれで、以前から気になっていた。この日、窓に飾られていたのは、ファッション誌と大掃除のハウツー誌、来年の家計簿。 店内に入る。8坪くらい。正面に「老後ひ…
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まるや(高円寺)女性には藤原ていの「流れる星は生きている」をすすめています
「本の長屋」と「本店・本屋の実験室」へ行った帰りの高円寺中通り商店街で、「あら、ここにも本屋さんが」と足をとめた。間口2メートルほど。奥深くまで本がぎっしり。でも「クリーニング まるや店」の看板がある…