斉木しげるが語る「シティボーイズ」2人との“阿吽の呼吸”

公開日: 更新日:

 そんなとき、大竹さんが店に来て「きたろうと一緒にコントやろう」って誘ってくれたんです。これがコントユニット「シティボーイズ」結成のきっかけ。僕は30歳になってました。

 その2年後に日本テレビ系のオーディション番組「お笑いスター誕生!!」で、10週勝ち抜いてグランプリを獲得。それから仕事が増えて今に至るのですから、大竹さんの提案は大正解だったわけです。

■3人は普段の雑談もまるでコント

 それからもわかる通り大竹さんというのは起業家タイプで、発想と突進力に優れたものを持ってます。一方、きたろうさんは起業家タイプではないんですけど、世の中を幅広く見てる。芸風こそボケ役でフザケてますが、周囲や社会の動きを冷静に見てないと優れたボケはできませんから、それはそれでキラリと光る面を持ってるわけです。

 で、僕はといえば、誘われるタイプ。引っ張られて、ちゃんとした受け皿があると力を発揮する方ですね。

「シティボーイズ」では大竹さんがツッコミ、きたろうさんがボケ。となると、本来は僕は二枚目役でなければならないんですが、ボケをさらにボケる“大ボケ”を演じることで、社会問題をネタにするにしても、それまでにないシュールさを演出できたと思います。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  2. 2

    中日1位・高橋宏斗 白米敷き詰めた2リットルタッパー弁当

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  5. 5

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  1. 6

    悠仁さま「学校選抜型推薦」合格発表は早ければ12月に…本命は東大か筑波大か、それとも?

  2. 7

    【独占告白】火野正平さんと不倫同棲6年 元祖バラドル小鹿みきさんが振り返る「11股伝説と女ったらしの極意」

  3. 8

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 9

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  5. 10

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議