車を運転する以上、交通事故を全くの他人事とは思えない

公開日: 更新日:

 それにしても運転をしていればどんなに気をつけていても何か起こることもある。だけど免許を持ってるなら事故の大小に関係なく、ケガ人の確認、救助、救急車を呼ぶ、現場の安全確保など教習所の授業で「緊急措置義務」を習います。加害者じゃなくてもたまたま通りかかった場合でもね。伊藤くんはとっさのことでかなりパニックだったのでしょう。他の車の人に諭されてすぐに現場に戻ったけど、その数分間のパニックでくだされた現実は、“ひき逃げ(救護義務違反)で逮捕”です。現場で救助していた人たちを見て何を思ったでしょうか。

 楽しい良い作品にたくさん出演していて、NHK朝の連続テレビ小説「スカーレット」も大好きでよく見ていたし、とても残念。今回まずケガをされた方が心配です。元気になりますように。

 かつて芸能人もいろいろ交通事故を起こし大変な十字架を背負ってしまった人もいます。運転する以上全くの他人事とは思えない。事務所によっては運転禁止のタレントも多く、伊藤くんもそうだったようです。でも人によっては機材や仕事道具を自分で運んだり、集中できるからとか、プライベートでアウトドア、子供の送り迎えほか、いろいろなケースがあり、車好き、運転好きの芸能人も多いのです。私もその一人です。今回のことでより一層気を引き締めていきたいです。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  3. 3

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 4

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  5. 5

    (5)「名古屋-品川」開通は2040年代半ば…「大阪延伸」は今世紀絶望

  1. 6

    「好感度ギャップ」がアダとなった永野芽郁、国分太一、チョコプラ松尾…“いい人”ほど何かを起こした時は激しく燃え上がる

  2. 7

    衆院定数削減の効果はせいぜい50億円…「そんなことより」自民党の内部留保210億円の衝撃!

  3. 8

    『サン!シャイン』終了は佐々木恭子アナにも責任が…フジ騒動で株を上げた大ベテランが“不評”のワケ

  4. 9

    ウエルシアとツルハが経営統合…親会社イオンの狙いは“グローバルドラッグチェーン”の実現か?

  5. 10

    今井達也の希望をクリアするメジャー5球団の名前は…大谷ドジャースは真っ先に“対象外"