松茸が届いた! ああ早く山田町のみんなに普通に会いたい
私が復興ふるさと大使を務める岩手県山田町から見事な“松茸”が届いた。20センチぐらいのつぼみと開きが6本も入っていて、松茸ご飯・焼き・土瓶蒸しなどにしてもまだ余るぐらい。おいしく頂いた。最高。
穏やかで奇麗な海で丁寧に育てられた大きな牡蠣やホタテ、ウニ・アワビ他、山田町の海産物は有名だが、実は椎茸や松茸の産地でもある。しかし関東などの超高級割烹や料亭などとの取引が決まっていて一般売りがほとんどなく、たまに道の駅などに出たとしてもとても高値だった。ところが今年は会席・宴席が激減、冠婚葬祭もほぼ取りやめなのでついに我々のもとに! しかも豊作の当たり年でなんと例年の半額以下のお手頃価格。さあ皆さん、今こそ岩手の松茸を食しましょう!
椎茸やエリンギ、しめじもおいしいけど、やっぱり秋の味覚の王者は松茸です! 山田町の絶品海産物と共にぜひお取り寄せをよろしくお願いいたします。
に、しても東日本大震災から10年。あの日、家族や家、多くのものを失い、いまだに行方不明も。なんと声を掛けたらいいか戸惑う私に「いらっしゃい」「こっち、こっち」「何か歌ってよ」。みんなで泣いたり笑ったりしながら避難所を回った日のことは今でもはっきり覚えている。「ねえ、見て? 素顔だよ。化粧品もないから、眉毛もないの。まるで麻呂、ははは」と笑う女性に手持ちのアイブローペンをかなり使い込んだ物だったがあげたりした。