「おちょやん」低視聴率挽回は“怒っても可愛い”杉咲花次第
第3週(12月14日~)からは、主人公役が子役の毎田暖乃(9)から、杉咲花にバトンタッチ。大人になった千代が芝居茶屋「岡安」で奮闘するエピソードが本格的に描かれ始めた。
第1週から第3週にかけての週間平均視聴率は、17・8→18・2→18・2%と推移し、初回を超えていないが、時代劇研究家でコラムニストのペリー荻野氏はこう話す。
「脚本が『半沢直樹』などを手がけた八津弘幸さんで“逆境に負けず強い意志をもって人生を切り開いていくヒーローやヒロイン”を描くのが上手な方ですから、これからさまざまな試練が襲ってきて、それを一つ一つ主人公が挽回していくはず。お話はどんどん盛り上がっていくと思います。千代がダメダメなお父さんのテルヲ(トータス松本)に奉公に出されるシーンでも『私は捨てられたんやない 私があんたらを捨てたんだ』という強いセリフがありましたが、いずれ千代の強さを代表する“決めゼリフ”も出てくると思います。また女優さんの話ですから、今後、出てくる『劇中劇』も見どころになってくるはず」
■“怒っても可愛い”杉咲花は朝ドラ向き