「学校へ行こう!」で脚光 人気ラッパー・Co.慶応さんの今

公開日: 更新日:

 ところで、なぜ勉強にラップなのか?

「音楽は耳に入りやすくて、何度も聞いてると自然と覚えることができます。特にラップは他の音楽よりテンポが速いので、情報量も多い。さらに、韻を踏むことで響きが似るため、より暗記しやすいんです」

 例えば、645年から646年にかけて起きた「大化改新」。記者は「無事(64)よ、こ(5)の世は大化の改新」と語呂合わせで覚えたが、Co.慶応流ラップだと「645(無事故)で世直し、改革開始!蘇我氏を倒した『大化改新』」となる。

「『改革開始』と『大化改新』で韻を踏んでおり、響きが近いと自然と流れで『大化改新♪』と口ずさめます。僕自身、音楽で高校受験の社会を学び、受験の際は100点満点中98点でした」

 ユーチューブチャンネル「Co.慶応」は登録者数7万人超、約70本配信された動画の総再生回数は約2200万回。ユーチューバーとしてもかなりの実績だ。

■カード会社に就職も「10年で先が見えた」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動