日テレ「ベストアーティスト2023」が物議…旧ジャニーズに“露骨忖度”、TOBE冷遇の真意
まるで“逆張り”とばかりの蜜月状態
国際的な批判をよそに、逆張りとばかりに関係を深めているというが、その関係はますます強固なものになりそうだという。
「King & Princeの永瀬廉は1月期の日曜ドラマ枠『厨房のありす』で門脇麦と共に主演を務める。いまやメンバーは2人になってしまいましたが、今年7月からは『King&Princeる。』に代わって冠番組『キントレ』をスタートさせた。さらに年末には特番、来年4月からはG帯進出が想定されているようです。すべて東山社長とジュリー元社長のラインとみられています」(芸能プロ関係者)
さらに櫻井翔に至っては「ベストアーティスト」の司会継続のみならず、年明け1月にスタートする土曜ドラマ枠「大空港占拠」(仮題)では主演。
「4月以降も『news zero』のキャスターは継続が内定しています。日テレは年明けに想定されている衆院選挙特番でも櫻井を重用します。厚遇は続いています」(日テレ関係者)
広告代理店関係者がこう続ける。
「来年8月に放送する『24時間テレビ』でも旧ジャニーズ起用を視野に入れているようです。すべては視聴率のためでしょう。今年に引き続き旧ジャニーズに所属するタレントを起用する方針を固めています。忖度どころか、突き抜けた感を感じます」
日テレサイドは旧ジャニーズタレントが1組も出場しない今年の「NHK紅白歌合戦」がワースト視聴率を取ることを想定しており、2024年も“腐ってもジャニーズ”を積極起用するスタンスだという。被害者への補償などがいまだ続く性加害問題をよそに、加速する日テレと旧ジャニーズの蜜月が来年以降も、さらに進みそうだ。