外相の加藤高明が大正天皇に根回しして参戦を強行した
第1次世界大戦に参戦した日本は、手続き上は御前会議で天皇の了解を得なければならなかった。大隈重信内閣の外相は加藤高明であった。ところが加藤は、大隈の了解のもとにすぐに対独開戦を決めている。そのうえで田母沢の御用邸で療養中の大正天皇を訪ねて了解を取った。そして御前会議で最終的に確…
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