「東條元首相手記」の発見により長年の疑問は氷解した

あえて東條英機を敗戦時にはピエロの役割を与えられていた、と私が言う理由は、ある構図が理解できれば、なんともわかりやすい。その構図こそ、今なお伏せられているクーデター計画、ないし軍事政権による聖戦完遂の姿に思えるのである。
繰り返しになるが、私と半藤一利の疑問、そしてそれ…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,161文字/全文1,302文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】