捕手6人でも「未解決」…日ハム大谷を悩ます「正妻問題」
19日、日本ハムの大谷翔平(21)がアリゾナキャンプから帰国後、初のブルペン入り。直球と変化球、合わせて49球を投げた。
「段階を追って、徐々に良くなっている。今日も全体的には悪くはなかった。投げた変化球はカーブとスライダーとフォーク。打撃投手の予定? 特にそれは出る必要がないかな、と。後は実戦の中でやれればいい」
と話した大谷。開幕を見据えた調整に余念がなく、順調にステップアップしているといえそうだ。
問題は大谷の160キロを受ける捕手だ。昨季もスタメンマスクをかぶったのは近藤(22)が52試合、大野(29)が48試合、市川(30)が33試合。これは複数捕手の併用ではなく、ケガなど一年通してマスクをかぶれない事情があったからだ。
それは今季も変わらない。近藤は送球イップスの上、昨年12月の自主トレ中に左ヒザを負傷。大野はまだ、昨年悩まされた右ヒジ痛の影響が残っている。市川は14年に椎間板ヘルニアの手術をしており、年間通して試合に出ることは不可能だ。