大相撲
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採血で《怖い。泣きそうになった》と思わず目を…新横綱豊昇龍を待ち受ける「針」より恐ろしい試練
昨4日、新横綱の豊昇龍(25)が国技館で健康診断を行った。 「針が怖い。泣きそうになった」と、採血では思わず目をつむって顔をしかめ、意外な“弱点”を吐露した。 昨年11月場所は13勝2敗で優勝次点、1月場所は12勝3敗...
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豊昇龍は当面「横綱(仮)」…安定感は高評価も突き抜けた成績なし、さらなる成長が不可欠
しばらくは横綱に(仮)の文字がつきそうだ。 昨29日、相撲協会の臨時理事会が行われ、大関豊昇龍(25)の横綱昇進が正式に決まった。協会から伝達の使者を迎えた新横綱は、「横綱の名を汚さぬよう、気魄一閃の精神で精進します」と口上...
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綱とり出直しの琴桜に必要な「脱・頭でっかち」…初場所の足を引っ張ったのは考えすぎる悪い癖
光あれば影あり、だ。 横綱昇進が決定した大関豊昇龍(25)。きょう29日、協会からの使者を迎え、最高位に立つ。 一方、1月場所で引き立て役になってしまったのが、同じ大関の琴桜(27)と大の里(24)だ。 大の...
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豊昇龍は柏戸になるか、旭富士になるか…横審全会一致で昇進確定も不安視される「促成栽培」の末路
初場所を制した大関豊昇龍(25)の第74代の横綱昇進が確定した。 昨27日、横綱審議委員会が全会一致で推薦することを決定。山内昌之委員長は「内規に合致している。長期間、活躍できる素質を持っている」と説明したが、まさにその「長...
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豊昇龍は横綱昇進確実、相撲協会も万々歳だが…"朝青龍の甥”に素行や品格、技術で不安はないか?
「すごく、うれしいです」 シンプルな言葉ながら無邪気に喜ぶ表情がすべてを物語っていた。 昨26日に千秋楽を迎えた大相撲1月場所。大関豊昇龍(25)が12勝3敗で自身2度目の賜杯を手にし、横綱昇進が確実になった。 ...
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玉正鳳は苦節15年で新入幕!通算5部屋で師匠6人の不遇過ぎる異例の経歴
苦節15年、夢に見た新入幕をかなえた。 2011年、18歳でモンゴルから来日。高島部屋の世話になり、いよいよ力士に……となるはずだったが、新弟子検査直前に高島部屋が閉鎖。春日山部屋でデビューしたものの、その後も不祥事による師...
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豚肉を食べない金峰山のパワーの源…朝青龍に見いだされ来日、大好物は寿司や刺し身
ついに土がついた。 無敗街道を突っ走っていた西前頭14枚目の金峰山(27)が、小結阿炎に突き落とされて初黒星。立ち合いの出足をもろ手で止められ、いなされると土俵にばったりと両手をついた。 その間、わずか1秒。それでも...
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八角理事長が明かした3大関のそれぞれの課題とは? 豊昇龍3敗目で今場所の綱とりほぼ絶望的
照ノ富士の引退で横綱不在の危機が叫ばれる大相撲。大関陣への注目はいやが上にも増すばかりだが、八角理事長(元横綱北勝海)は3大関をどう見ているのか。序盤で5敗を喫し今場所の綱とりが消滅した琴桜(27)。先場所は自身初優勝を達成したが、...
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大相撲海外公演での「横綱空位」現実味いよいよ増す…琴桜は綱とり消滅、豊昇竜も2敗目で崖っぷち
霧の都の次は花の都である。 相撲協会は19日、来年6月にパリで公演を行うことを発表した。今年10月にはロンドン公演が控えており、協会の海外公演は2005年米ラスベガス以来20年ぶり。パリは1986年、95年に続いて3回目だ。...
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親方に転身する横綱照ノ富士に早くも浮上!15億円規模、両国新部屋建設の仰天プラン
不死鳥横綱が現役生活に別れを告げた。 昨17日、横綱照ノ富士(33)が国技館で引退会見を行った。2011年5月場所の前相撲で初めて土俵を踏み、所属していた間垣部屋が消滅した2013年、伊勢ケ浜部屋に転籍。ここから急成長を見せ...
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横綱・照ノ富士「引退」決断の舞台裏 膝、腰はすでに限界!糖尿病にも苦しみ…
苦渋の決断だったに違いない。 昨16日、横綱照ノ富士(33)が現役引退の意向を固めたことが分かった。 直近の昨年9月、11月と2場所で全休。治療に充てる時間はあったにもかかわらず、3場所ぶりに復帰した今場所は4日目に...
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琴桜が4日目で早くも3敗《綱とり絶望的》…指摘される取り組みでの「負の連鎖」と壮絶重圧
負け残りで背中を丸めて控えの座布団に座る姿に、先場所優勝力士の面影はなかった。 今場所綱とりを目指す大関琴桜(27)が、4日目にして早くも3敗目。相手は元大関で初日から3連敗中の霧島。琴桜は出足も鈍く、相手に簡単に頭をつけら...
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15年前の闇カジノ通いバラされた九重親方に「同情の声ナシ」も納得…犯していた「角界のタブー」とは
15年の時を経て、思わぬ「爆弾」が投下された。 16日発売の「週刊新潮」が、九重親方(元大関千代大海=48)が2010年に角界を揺るがした野球賭博騒動の渦中、闇カジノに通っていたことに加えて、親方株を担保に多額の借金をしてい...
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綱とり狙う琴桜だけじゃない!今場所期待できそうな「横綱の孫」はもう一人いる
まるで人が変わったかのようだ。 初日から3連勝と波に乗る王鵬(24)。昨14日は若元春を立ち合いから怒涛のもろ手突きで攻め、突き倒しで土俵下に吹っ飛ばした。 取組後、「このくらいはできると思って毎日過ごしています」と...
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出場可否問われるとムキになってブチギレ!照ノ富士「引退Xデー」は今場所後か、5月場所後か…
3場所ぶりに横綱が土俵に帰ってくる。 10日に行われた1月場所(12日初日)の番付編成会議。横綱照ノ富士(33)は初日に若隆景、2日目は隆の勝と対戦することが決まった。 照ノ富士の本場所出場は、優勝した昨年7月場所以...
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大の里が目論む横綱ロード…少なくとも師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)には微塵の焦りもなし
先場所優勝の琴桜と優勝次点の豊昇龍、2大関の綱とりが話題となる1月場所(12日初日)。そんな2人のせいで若干、影が薄くなっているのが同じく大関の大の里(24)である。 幕下付け出しとはいえ、入門2年目で新入幕。さらに史上初と...
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琴桜は年明けの稽古総見で「3勝10敗」でも綱とりに無問題、これといった不安もなしの根拠
精彩を欠いていたのは間違いない。 12日初日の1月場所で綱とりに挑む大関琴桜(27)。6日に行われた横綱審議委員会の稽古総見では豊昇龍、大の里と大関同士で申し合いをしたものの、まさかの3勝10敗。本人が「もっと仕上げていかな...
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大関・豊昇龍は「我慢」が綱とりのカギに…レスリング出身ゆえの“悪癖”を修正できるか
果たして「悪癖」をこらえられるか。 12日に初日を迎える大相撲1月場所。先場所優勝した琴桜(27)、そして優勝次点の豊昇龍(25)の2大関が綱とりに挑む。 横綱昇進の条件は「2場所連続優勝か、それに準ずる成績」。優勝...
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大関・琴桜が語り尽くす!綱とり・技・駆け引き・先代…「相手の良さを潰して勝負どころを見極めないと…」
祖父に横綱の初代琴桜、父に元関脇の琴ノ若(現佐渡ケ嶽親方)を持つ角界のサラブレッド、琴桜(27)。11月場所は自身最高成績の14勝1敗で初めて賜杯を掴み、1月場所での綱とりに挑む。 日刊ゲンダイが琴桜に話を聞いたのは冬巡業中...
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白鵬が失った「推定5億円」…“干殺し”で損失はまだまだ増える
一般人が聞けば、気の遠くなる額だ。 今年2月に発覚した宮城野部屋の弟子による暴力事件。さらに宮城野親方(39=元横綱白鵬)の協会への報告遅れ、事件の隠蔽工作と次々に問題が明るみに出て、協会は3月場所後、宮城野部屋に「一時閉鎖...
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豊昇龍にも“綱とりの権利”はあるが…協会に「双羽黒のトラウマ」、素行や人間性も厳しくチェック
言うはやすしだが……。 23日、相撲協会は来年の1月場所の番付を発表。11月場所を制した琴桜(27)が東の大関、豊昇龍(25)は西の大関となった。 大関で優勝した琴桜が来場所綱とりに挑むのは当然ながら、豊昇龍にもその...
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照ノ富士「後継者育成」にも迫るタイムリミット…横綱らしからぬ“醜態”で限界説いよいよ裏付け
刻一刻と時間だけが過ぎていく……。 現在の大相撲で一番苦悩しているのが横綱照ノ富士(33)だろう。 両膝と腰のバクダンに加え、持病の糖尿病にも悩まされている。7月場所は節目となる自身10度目の優勝を果たしたものの、そ...
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”角界のご意見番”として知られた横綱・北の富士は現役時代にいかにモテたか
私の郷里の酒田に「ちゃんこ北の富士」という店がある。北の富士の妹が酒田の人間と結婚して出した店である。 『俳句界』の2020年5月号で北の富士と対昭した時は、まだ、そこに行ったことがなかった。その後、帰郷した際に訪ねて、兄と似...
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体重100kg超の巨漢がロンドンで裸の肉弾戦! エキゾチック&ファンタスティックな姿でSUMOを世界へ
霧の都ロンドンで相撲取りが大暴れーー。 相撲協会は29日、来年10月に英国・ロンドン公演を開催することを明らかにした。 協会は1960年代から計13回、海外公演を行っており、今回は05年ラスベガス公演以来20年ぶりと...
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悲願の初優勝 2代目琴桜の覚醒要因...来場所は豊昇龍との「ダブル綱とり」へ
「優勝決定戦をしたり、優勝が近づいても(賜杯を)取れない苦しい場所が続きましたが、しっかりやれば賜杯を抱けるんだと実感しました」 優勝インタビューで万感の思いを込めてこう話したのが、大関琴桜(27)だ。 大関豊昇龍と1...
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朝紅龍琢馬 筋トレ好きは長所でも短所でもあり…ベンチプレス200キロを持ち上げる怪力自慢
引退した大関に感謝、感謝だ。 先場所は十両8枚目で11勝4敗。新入幕には惜しくも届かないと思われたが、大関貴景勝が引退。幕内は42人と決まっており、枠が1つ空いたことで滑り込み新入幕を果たした。 特徴は相手のふところ...
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決戦は千秋楽に!豊昇龍vs琴桜の大関対決で来年1月場所の“三方よし”決定
龍と桜、どちらの勢いも止まらない。 大相撲11月場所13日目は1敗をキープする豊昇龍(25)と琴桜(27)の2大関が揃って勝利。それぞれ新大関・大の里、2敗の隆の勝と、注目力士2人をしりぞけた。 13日目終了時点で2...
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《オレの人生まあまあだったなあ》と突然言われ…ベテラン相撲記者が明かす元横綱・北の富士さん秘話
元横綱・北の富士勝昭さん(本名・竹澤勝昭)が12日に亡くなっていたことがわかった。享年82歳。横綱経験者としては明治時代の初代梅ケ谷の83歳4カ月に次ぐ長寿だった。 北海道旭川市から単身上京し、出羽海部屋に入門。1957年1...
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大の里が茫然自失 入門10場所、早すぎる大関出世の反動か…賜杯遠のく4敗目
うつろな表情がすべてを物語っていた。 大相撲九州場所の10日目(20日)、新大関・大の里(24)が痛恨の4敗目を喫した。 相手は9勝1敗と好調の平幕・隆の勝。ひたすら前に突き進む押し相撲が特徴の力士だが、この日は「奇策」に...
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大関豊昇龍が魅せた「匠の投げ」…決まり手の比率はかつての名手・横綱千代の富士を遥かに凌ぐ
まさに「匠の投げ」である。 大相撲11月場所9日目、大関豊昇龍(25)が美ノ海を下し、1敗をキープした。右上手を掴んで半身になるや、即座に右足をかけての上手投げ。美ノ海はひとたまりもなく転がされた。 豊昇龍は投げの名...