大相撲
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新横綱豊昇龍が歴史的屈辱の4敗目で休場…自身も懸念していた昇進達成後の不安、虚無感が背景に
取組直後は追いすがる報道陣を手で制した。 大相撲3月場所9日目(17日)、横綱豊昇龍が平幕一山本に敗れて2連敗。早くも4敗目となり、優勝争いから大きく後退。18日から休場することになった。右肘の状態が悪化したうえ、頸椎捻挫で...
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ウクライナ出身の安青錦新大は柔道出身のテクニシャン…日本語の習熟は「恐ろしく早い」と評判
獅司に続く、2人目のウクライナ出身力士。母国で柔道に励んでいたところ、たまたまマット型の土俵を見かけたのが相撲との出合い。見よう見まねで相撲を取ってみると、これが存外面白くてハマったという。 「2019年に大阪で行われた世界ジ...
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人気高騰で「相撲難民」続出!背景に悪徳「転売ヤー」とインバウンドの需要増
ファンクラブ会員の風上にも置けない。 日本相撲協会は公式サイトの13日付のお知らせで、複数の公式ファンクラブ会員の強制退会処分を発表。該当会員らは会員先行抽選などで入手したチケットを転売していたという。 今や相撲人気...
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V射程圏の若元春 素質は3兄弟で1番、天性の相撲力は《解析不能》《相撲力が強いとしか…》
戦国時代の大名、毛利元就の「三本の矢」の逸話で語られる3人の息子のうち、もっとも戦(いくさ)に強かったのが次男の吉川元春だという。 その名をしこ名にしているのが、荒汐部屋の3兄弟の次男、若元春(31)である。 今場所...
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元大関・朝乃山の幕内復帰はいつに? 付け出しデビュー、不祥事、故障…三段目から“3度目の出発”
原点からの復帰はかなうか。 昨12日、元大関で三段目の朝乃山(31)が今場所2連勝。貫禄を見せている。 大関時代の2021年、不祥事により6場所出場停止処分を食らい、三段目まで降格。それでもイチから出直し、23年は前...
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大関琴桜が直面する「相撲あるある」の試練…カド番で1勝2敗、メンタル状態いよいよ心配
相撲に勝って取組で負けた──。 昨11日、大関琴桜(27)が手痛い2敗目を喫した。相手は難敵の阿炎。前半は優勢だったものの、相手のいなしで体勢を崩されたところを押し出された。これで1勝2敗。今場所がカド番の大関にとって、無視...
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豊昇龍「右肘不安」消えず…新横綱での初日は分厚いサポーター、2日目はグルグルにテーピング
一夜にして、持ち前の鋭い出足が戻った。 新横綱の豊昇龍が前頭筆頭の若隆景を速攻で寄り切って初白星。過去5勝8敗の難敵を下し、連敗を免れた横綱は「ちょっとホッとした」と本音を漏らした。 初日は小結阿炎にわずか2秒の電車...
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新横綱豊昇龍を相撲解説者バッサリ酷評…阿炎のもろ手突きにまさかの「瞬殺」招いた過信と甘さ
わずか1秒──。 新横綱豊昇龍(25)が9日の初日、阿炎に瞬殺された。立ち合いで張り差しを狙うも阿炎のもろ手突きをまともに食らってしまい、そのまま突っ張りで電車道。何もできないまま土俵下に吹っ飛ばされた。 取組後は苦...
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新横綱・豊昇龍が目指すべきはやっぱり叔父の朝青龍?近年は仲違い・疎遠説も出ているが…
番付通りとはいえ、いきなり難敵である。 7日に行われた3月場所(9日初日)の番付編成会議。新横綱・豊昇龍(25)は初日に小結の阿炎と対戦する。 東の横綱が西の小結と初日に対戦するのは恒例だが、豊昇龍はもっか阿炎に2連...
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3月場所は尊富士と伯桜鵬が「台風の目」に…ともに故障から復活して這い上がった苦労人
9日初日の3月場所。新横綱・豊昇龍に注目が集まる中、「台風の目」となりそうなのが、尊富士(25)と伯桜鵬(21)だ。 いずれも先場所は10勝5敗で、尊富士は前頭6枚目、伯桜鵬は同9枚目。展開次第では役力士との対戦も組まれる。...
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琴桜&王鵬が「埼玉栄」パワーでモンゴル勢一強時代に「待った」…実は角界の一大勢力
9日初日の大相撲3月場所に向け、大関琴桜(27)が必死で稽古に励んでいる。 昨年11月場所で初優勝。綱とりがかかっていた先場所はしかし、5勝10敗と負け越し、今場所は初のカド番となった。 そんな大関と出稽古などで連日...
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新横綱豊昇龍が手本にすべきは「不安から一転」の大横綱…周囲の“酷評”を覆せるか
雑音を吹き飛ばせるかは本人次第だ。 新横綱として3月場所(9日初日)に臨む豊昇龍(25)。4日は出稽古で20番を取るなど調整に余念がない。 そんな新横綱だが、角界内外で不安の声が出ている。 直近2場所は13勝...
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採血で《怖い。泣きそうになった》と思わず目を…新横綱豊昇龍を待ち受ける「針」より恐ろしい試練
昨4日、新横綱の豊昇龍(25)が国技館で健康診断を行った。 「針が怖い。泣きそうになった」と、採血では思わず目をつむって顔をしかめ、意外な“弱点”を吐露した。 昨年11月場所は13勝2敗で優勝次点、1月場所は12勝3敗...
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豊昇龍は当面「横綱(仮)」…安定感は高評価も突き抜けた成績なし、さらなる成長が不可欠
しばらくは横綱に(仮)の文字がつきそうだ。 昨29日、相撲協会の臨時理事会が行われ、大関豊昇龍(25)の横綱昇進が正式に決まった。協会から伝達の使者を迎えた新横綱は、「横綱の名を汚さぬよう、気魄一閃の精神で精進します」と口上...
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綱とり出直しの琴桜に必要な「脱・頭でっかち」…初場所の足を引っ張ったのは考えすぎる悪い癖
光あれば影あり、だ。 横綱昇進が決定した大関豊昇龍(25)。きょう29日、協会からの使者を迎え、最高位に立つ。 一方、1月場所で引き立て役になってしまったのが、同じ大関の琴桜(27)と大の里(24)だ。 大の...
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豊昇龍は柏戸になるか、旭富士になるか…横審全会一致で昇進確定も不安視される「促成栽培」の末路
初場所を制した大関豊昇龍(25)の第74代の横綱昇進が確定した。 昨27日、横綱審議委員会が全会一致で推薦することを決定。山内昌之委員長は「内規に合致している。長期間、活躍できる素質を持っている」と説明したが、まさにその「長...
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豊昇龍は横綱昇進確実、相撲協会も万々歳だが…"朝青龍の甥”に素行や品格、技術で不安はないか?
「すごく、うれしいです」 シンプルな言葉ながら無邪気に喜ぶ表情がすべてを物語っていた。 昨26日に千秋楽を迎えた大相撲1月場所。大関豊昇龍(25)が12勝3敗で自身2度目の賜杯を手にし、横綱昇進が確実になった。 ...
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玉正鳳は苦節15年で新入幕!通算5部屋で師匠6人の不遇過ぎる異例の経歴
苦節15年、夢に見た新入幕をかなえた。 2011年、18歳でモンゴルから来日。高島部屋の世話になり、いよいよ力士に……となるはずだったが、新弟子検査直前に高島部屋が閉鎖。春日山部屋でデビューしたものの、その後も不祥事による師...
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豚肉を食べない金峰山のパワーの源…朝青龍に見いだされ来日、大好物は寿司や刺し身
ついに土がついた。 無敗街道を突っ走っていた西前頭14枚目の金峰山(27)が、小結阿炎に突き落とされて初黒星。立ち合いの出足をもろ手で止められ、いなされると土俵にばったりと両手をついた。 その間、わずか1秒。それでも...
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八角理事長が明かした3大関のそれぞれの課題とは? 豊昇龍3敗目で今場所の綱とりほぼ絶望的
照ノ富士の引退で横綱不在の危機が叫ばれる大相撲。大関陣への注目はいやが上にも増すばかりだが、八角理事長(元横綱北勝海)は3大関をどう見ているのか。序盤で5敗を喫し今場所の綱とりが消滅した琴桜(27)。先場所は自身初優勝を達成したが、...
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大相撲海外公演での「横綱空位」現実味いよいよ増す…琴桜は綱とり消滅、豊昇竜も2敗目で崖っぷち
霧の都の次は花の都である。 相撲協会は19日、来年6月にパリで公演を行うことを発表した。今年10月にはロンドン公演が控えており、協会の海外公演は2005年米ラスベガス以来20年ぶり。パリは1986年、95年に続いて3回目だ。...
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親方に転身する横綱照ノ富士に早くも浮上!15億円規模、両国新部屋建設の仰天プラン
不死鳥横綱が現役生活に別れを告げた。 昨17日、横綱照ノ富士(33)が国技館で引退会見を行った。2011年5月場所の前相撲で初めて土俵を踏み、所属していた間垣部屋が消滅した2013年、伊勢ケ浜部屋に転籍。ここから急成長を見せ...
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横綱・照ノ富士「引退」決断の舞台裏 膝、腰はすでに限界!糖尿病にも苦しみ…
苦渋の決断だったに違いない。 昨16日、横綱照ノ富士(33)が現役引退の意向を固めたことが分かった。 直近の昨年9月、11月と2場所で全休。治療に充てる時間はあったにもかかわらず、3場所ぶりに復帰した今場所は4日目に...
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琴桜が4日目で早くも3敗《綱とり絶望的》…指摘される取り組みでの「負の連鎖」と壮絶重圧
負け残りで背中を丸めて控えの座布団に座る姿に、先場所優勝力士の面影はなかった。 今場所綱とりを目指す大関琴桜(27)が、4日目にして早くも3敗目。相手は元大関で初日から3連敗中の霧島。琴桜は出足も鈍く、相手に簡単に頭をつけら...
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15年前の闇カジノ通いバラされた九重親方に「同情の声ナシ」も納得…犯していた「角界のタブー」とは
15年の時を経て、思わぬ「爆弾」が投下された。 16日発売の「週刊新潮」が、九重親方(元大関千代大海=48)が2010年に角界を揺るがした野球賭博騒動の渦中、闇カジノに通っていたことに加えて、親方株を担保に多額の借金をしてい...
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綱とり狙う琴桜だけじゃない!今場所期待できそうな「横綱の孫」はもう一人いる
まるで人が変わったかのようだ。 初日から3連勝と波に乗る王鵬(24)。昨14日は若元春を立ち合いから怒涛のもろ手突きで攻め、突き倒しで土俵下に吹っ飛ばした。 取組後、「このくらいはできると思って毎日過ごしています」と...
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出場可否問われるとムキになってブチギレ!照ノ富士「引退Xデー」は今場所後か、5月場所後か…
3場所ぶりに横綱が土俵に帰ってくる。 10日に行われた1月場所(12日初日)の番付編成会議。横綱照ノ富士(33)は初日に若隆景、2日目は隆の勝と対戦することが決まった。 照ノ富士の本場所出場は、優勝した昨年7月場所以...
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大の里が目論む横綱ロード…少なくとも師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)には微塵の焦りもなし
先場所優勝の琴桜と優勝次点の豊昇龍、2大関の綱とりが話題となる1月場所(12日初日)。そんな2人のせいで若干、影が薄くなっているのが同じく大関の大の里(24)である。 幕下付け出しとはいえ、入門2年目で新入幕。さらに史上初と...
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琴桜は年明けの稽古総見で「3勝10敗」でも綱とりに無問題、これといった不安もなしの根拠
精彩を欠いていたのは間違いない。 12日初日の1月場所で綱とりに挑む大関琴桜(27)。6日に行われた横綱審議委員会の稽古総見では豊昇龍、大の里と大関同士で申し合いをしたものの、まさかの3勝10敗。本人が「もっと仕上げていかな...
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大関・豊昇龍は「我慢」が綱とりのカギに…レスリング出身ゆえの“悪癖”を修正できるか
果たして「悪癖」をこらえられるか。 12日に初日を迎える大相撲1月場所。先場所優勝した琴桜(27)、そして優勝次点の豊昇龍(25)の2大関が綱とりに挑む。 横綱昇進の条件は「2場所連続優勝か、それに準ずる成績」。優勝...