久保に初スタメンの可能性…バルサ戦惨敗もエメリ監督絶賛
日本代表FW久保建英(19)所属のビジャレアルが、日本時間28日にバルセロナと対戦した。
強豪バルサといっても大黒柱メッシの退団騒動にエースFWスアレスの移籍、クーマン監督新体制の公式戦初陣といったハンディを抱えていた。前季5位のビジャレアルにも付け入るスキは十分にあるともっぱら……と思っていたらトンデモナイ話だった。
前半で0―4。後半はバルサの攻め疲れもあって無失点に抑えたとはいえ、スコア以上のレベルの差を見せ付けられた。
「これで久保のスタメン昇格が早まった」とサッカー関係者が続ける。
「右サイドはナイジェリア代表の快足FWチュクウェゼが開幕3試合スタメンの座を守ったとはいえ、バルサ戦で短所がモロに出た。攻撃面ではトリッキーなドリブル突破が持ち味だが、守備面ではポジショニングやマークのズレがやたらと目立ち、<帰陣しないで守備をサボる>シーンも目に付く。実際、バルサはチュクウェゼのいる<右サイド>を徹底的に狙ってチャンスをつくった。結局ビジャレアルのエメリ監督は後半29分、耐え切れずにチュクウェゼに代えて久保を投入した」