政治とカネ
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【東京佐川急便事件】異聞(255)金丸事件の処分に不服の社会党議員団が来庁。特捜部長は身構えたが…
ここからは、金丸事件の捜査の舞台裏であった野党政治家と検察がかかわるエピソードを紹介する。 東京地検特捜部が1992年9月28日、5億円の闇献金を受け取った金丸信から政治資金規正法違反の容疑を認める上申書の提出を受けて取り調...
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中国新聞が安倍元首相「現金100万円手渡し」報道… “こんにゃく”疑惑で真実味帯びる「森友事件の100万円寄付」
《「選挙に強い安倍自民」の最大の理由がコレだったのか》《派閥議員らにとって、安倍さんはカネを配る「花咲か爺」のような存在だったんだな》――。SNS上では揶揄する声が目立つ。 「中国新聞デジタル」が9日、故・安倍晋三元首相が201...
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裏金議員44人の政倫審は「訂正された収支報告書」が突破口?自民“上から目線”で申し立て賛成の何サマ
「裏金議員よ、今夜は震えて眠れ」となるのか。それとも例によって「茶番劇」で終わるのか。 自民党派閥の政治資金パーティーの裏金事件を巡り、同党は8日、立憲民主党などの野党側が求めていた関係議員44人に対する衆院政治倫理審査会(政...
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【東京佐川急便事件】異聞(254)金丸脱税逮捕の4日前に宮沢首相は後藤田法相から捜査の報告を受けていた
ここで読者にお断りを申し上げなければならない。 前回取り上げた、東京地検特捜部長の五十嵐紀男が検察エリートだった金丸事件当時の財政担当副部長の「職務怠慢」的言動に憤慨し、退官する際、検察上層部に「そういう人を検事総長にしてい...
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【東京佐川急便事件】異聞(253)副部長は「金丸脱税」を「筋悪」と見立て捜査にも消極的だった
東京地検特捜部の財政担当副部長が金丸信らに対する不起訴裁定書への署名を拒んだ問題には続きがあった。 この副部長が裁定書への署名を断って間もなく、特捜部長の五十嵐紀男は、国税当局から金丸が無記名の割引金融債を利用して蓄財してい...
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岸田首相の十八番“なんちゃって”手法 連座制に続き政策活動費の使途公開でも国民を騙すのか?
《政権与党の現役の国会議員が逮捕されたという重大事件を全く反省していない》 SNS上では評価する声はほとんど聞かれない。むしろ怒りの声が日増しに高まるばかりだ。自民党派閥の政治資金パーティーの裏金事件を機に始まった政治資金規正...
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あえてGWに「裏金不起訴」で大炎上!萩生田光一氏と世耕弘成氏を待つ“市民感覚”の鉄槌
検察はわざとこのタイミングを狙ったのだろうか──。自民党派閥の裏金事件をめぐり、2日に一斉に報じられた萩生田光一前政調会長と世耕弘成前参院幹事長(離党)の不起訴処分のことだ。 萩生田氏は2018年からの5年間で2728万円、世耕氏は...
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自民「補選全敗」効果で政倫審が再始動 二階・萩生田・杉田ら“ケタ違い”裏金議員への追及が始まる
衆院3補選で立憲民主党が全勝した効果が早速表れた。国会の会派「立憲民主党・無所属」が3人増になったことで、政治倫理審査会の再始動が急浮上。自民党が幕引きしようとしている裏金事件の実態解明、裏金議員追及の目が出てきたのだ。ザル法の政治...
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【東京佐川急便事件】異聞(252)あらためて不起訴処分を決めた特捜部にハプニング
特捜部は1992年1月29日、検審の不起訴不当議決を受けた再捜査の結果、金丸信、元秘書の生原正久と氏名不詳の旧竹下派代議士ら六十数人らの政治資金規正法の量的制限違反容疑について改めて嫌疑不十分で不起訴処分とした。 検察審査...
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岸田首相の起死回生策? 国会閉幕後に囁かれる「オールスター内閣改造」は成功するのか
3つの衆院補選に大敗したことで、さすがに岸田首相は6月末の「衆院解散」を断念した、という解説が一斉に流れている。代わりに浮上しているのが、国会閉会後の「内閣改造」説だ。 局面打開を狙って、大規模な人事を断行するのではないかと...
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【東京佐川急便事件】異聞(251)5億円使途事件で金丸側と竹下派議員ら60数人は全員不起訴
東京地検特捜部は1992年12月22日、金丸信と元秘書の生原正久が旧竹下派の現職代議士ら氏名不詳の六十数人に5億円闇献金を配ったとして政治資金規正法の量的制限違反(金丸側は超過寄付、配布を受けた側は超過受領)で告発があった事件につい...
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岸田首相の外遊に《行くなら自腹で》と揶揄皮肉…外交のキシダで浮上? 否、国民の怒りは最高潮
「終活旅行」「最後の想い出づくり旅」——。SNS上では揶揄する声が溢れているようだ。 1日午前、フランス、ブラジル、パラグアイを訪問するため、政府専用機で羽田空港を出発した岸田文雄首相(66)。パリで開かれる経済協力開発機構(...
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どうなる裏金50議員? 次の衆院選で自民票「3割減」予想も、立憲は16選挙区で対抗馬出せないまま
いわゆる「ゼロ打ち」。午後8時の開票と同時に落選確定の「瞬殺」に裏金議員たちは背筋が凍ったことだろう。注目の衆院3補選で唯一、与野党一騎打ちとなった島根1区は、自民党が歴史的大敗を喫した。島根は1996年の小選挙区導入以来、衆院選で...
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【東京佐川急便事件】異聞(250)聴取された議員の6割強が「会計責任者は名前だけ」
東京地検特捜部が作成した「経世会所属国会議員ら取調べ結果等一覧表」の「供述要旨等」を見てさらに驚いたことがあった。聴取を受けたとされる37人中23人、つまり6割以上の議員らが「指定団体(政治団体)の会計責任者は名目だけで経理に関与せ...
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8時に「瞬殺」でもしがみつき まだ辞めない総スカン首相の驚くべき鉄面皮
注目された衆院3補選は下馬評通り、岸田・自民に国民の鉄槌が下った。 与野党一騎打ちとなった島根1区は立憲民主の亀井亜紀子が圧勝、自民が不戦敗だった長崎3区、東京15区はいずれも立憲の候補が制した。 この結果を見て、日...
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ジワり広がる嫌悪感…宮澤博行氏が議員辞職も《そこ?》…自民党には「裏金」より「女性問題」が裏目にの深刻
「週刊文春」で女性問題が報じられて、25日に衆院議員を辞職した自民党の宮澤博行前防衛副大臣(49)。取材陣に「不祥事があったことは自覚をしております」と認めて謝罪した。宮澤氏は妻子をもちながら28歳の女性と金銭援助を伴う同居生活をして...
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衆院3補選「自民全敗」で号砲か? 議員バッジかけた「岸田降ろし」と「会期末解散」の攻防
岸田政権の命運を占う衆院の3補欠選挙はいよいよ28日が投開票だ。自民党は不戦敗の東京15区、長崎3区に加え、唯一公認候補を擁立した島根1区も敗戦がほぼ確実で、3選全敗となりそう。国民に見放された政権に対し、いよいよ自民党内で「岸田降...
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【東京佐川急便事件】異聞(249)「時期が違う。政治家が“もらっていない”と言うのは当然」と金庫番秘書
東京佐川元社長の渡辺広康からの5億円闇献金を、金丸信の指示で竹下派の議員らに配ったと特捜部に供述した金丸の金庫番秘書の生原正久。2012年、筆者の取材に次のように語った(太字は「法と経済のジャーナル」から引用)。 5億円の使...
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凄い政党になってきた 自民党は破廉恥人間の動物園
前代未聞の辞職である。「週刊文春」に、<パパ活&デリヘル常習!>と報じられた宮沢博行・前防衛副大臣(49)の辞職が、25日衆院本会議で認められた。23日に「辞職願」を提出していた。 宮沢前議員は静岡県出身。東大卒。磐田市議(...
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自民はやっぱり反省ゼロ!「衆院政治改革特別委員会」ついに初開催も…野党も呆れるグダグダぶり
「政治家の言い訳を二度とさせない」「法令順守の意識の徹底が必要」――。自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件を受けて設置された「衆院政治改革特別委員会」が26日、初めて開催された。今国会の焦点の一つでもある政治資金規正法改正につ...
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島根1区補選の争点は「政治とカネ」だけじゃない…深刻な過疎化で揺れる有権者【現地ルポ】
長年の自民党王国で、島根は栄えたのだろうか? 与野党一騎打ちの衆院島根1区補欠選挙(28日投開票)。自民党の錦織功政候補が裏金問題などで劣勢を強いられ、立憲民主党の亀井亜紀子候補が最終盤になっても優勢だ。しかし、争点は「政治...
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【東京佐川急便事件】異聞(248)聴取したとする竹下派の政治家37人全員が金丸からの寄付を否定
東京地検特捜部は、金丸信の金庫番秘書の生原正久の供述などから、金丸が東京佐川元社長の渡辺広康からの5億円闇献金を竹下派所属議員らに配布したのは、金丸が渡辺から現金を受け取った1990年の1月中旬から総選挙投票前の2月中旬ころまでの間...
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何度も言うが下野しかないのだ 脱法政党が裏金規正法案を出す噴飯と倒錯
もう分かり切ったことだが、火の玉はハナから火がついていなかった。自民党の裏金事件を受け、岸田首相は「国民の信頼回復に向け、火の玉となって先頭に立つ」と意気込んだものだが、見事に掛け声倒れ。それがハッキリしたのは政治資金規正法改正の自...
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衆院補選「島根1区」現地ルポ 記者が身をもって感じた60年超に及ぶ鉄壁の保守地盤
それでもまだ、熱烈に支持するのか──。 与野党一騎打ちの衆院島根1区補欠選挙(28日投開票)は、細田博之前衆院議長の死去によるもの。1996年の小選挙区制導入以降、昨年11月に鬼籍に入るまで30年近く議席を守り続けた。中選挙...
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【東京佐川急便事件】異聞(247)現立憲民主党幹事長の岡田克也、元首相の鳩山由紀夫らも聴取
金丸信の5億円闇献金の使途解明捜査で東京地検特捜部が取り調べ対象にしたのは、1990年2月18日の総選挙に竹下派から立候補した85人のうちの37人だった。 東京地検特捜部検事の大野恒太郎が作成した捜査報告書(92年12月22...
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「政権交代望む」が急増で自民下野に現実味 政権交代前夜の興奮
本人も「こんなはずじゃなかった」と大慌てになっているのではないか。9年ぶりの「国賓待遇」で米国を訪問した岸田首相のことだ。 日米首脳会談や日米比首脳会談などのスケジュールを次々とこなし、米議会演説や晩餐会ではジョークを交えた...
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世襲批判も裏金事件もどこ吹く風…自民・二階俊博氏「三男」に出馬要請した和歌山県町村会に賛否
世襲批判も裏金事件も関係ねぇ!――そんな会話が地元から聞こえてきそうだ。 「政界50億円プレーヤー」と揶揄される自民党の二階俊博元幹事長(85)が不出馬を表明した次期衆院選の新・和歌山2区の候補者について、和歌山県町村会が23...
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岸田自民「政治資金規正法」改正案は“抜け穴”だらけのザル…専門家「悪質な論点ずらし」とバッサリ
自民党は組織的な裏金事件をみじんも反省していない。26日に初開催される衆院政治改革特別委員会が迫る中、「ザル法」と呼ばれる政治資金規正法改正をめぐる独自案を23日、ようやく取りまとめた。これで主要各党の案が出そろった形だが、自民案は...
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【東京佐川急便事件】異聞(246)受領や使途でいろんなケースを想定し取り調べの留意点を列挙
東京地検特捜部が金丸信の5億円闇献金の使途捜査に際して作成した政治家尋問マニュアルの話を続ける。故意や資金の帰属の認識が犯罪成立に深くかかわる政治資金規正法。マニュアルは法律の素人にはわかりにくい領域の話に踏み込む。少し専門的になる...
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自民裏金議員は収支報告書の「訂正」も悪質だった…NPOの詳細調査で判明した“タチ悪”議員の名前
安倍派を中心とした自民党派閥パーティーを巡る裏金事件。悪質な裏金処理をしていた議員らはその訂正も悪質だった。 NPO法人「情報公開クリアリングハウス」が、2018年からの5年間に裏金化していたことが判明している国会議員(元職...