本田圭佑の“手術痕”は…気になる「バセドー病」の症状と術後
サッカーW杯日本代表のエース本田圭佑(27)の喉仏下10センチの“手術痕”が話題だ。
以前から噂になっていたバセドー病の症状が進み、甲状腺の切除手術に踏み切ったのではと、取り沙汰されている。
このところの不振は、その影響なのか。
本田自身が口をつぐんでいるため、コトの真偽は不明だが、気になるのはこのバセドー病という病気だ。甲状腺疾患専門の「金地病院」の山田恵美子院長(甲状腺外科)に聞いた。
「バセドー病は、喉仏の下にある甲状腺を自分の異物とみなして刺激し続けることで、甲状腺ホルモンが過剰に分泌される自己免疫疾患です。甲状腺ホルモンは代謝を活性化させる働きがあり、大量に食べているが痩せてくる、心臓がドキドキする、目が腫れる、眼球が飛び出す、手が震える、大量に汗をかく、といった症状が表れる。頻脈から心不全となり突然死することもあります」
女性に多い病気だが、男性患者も3割近くいて侮れない。
治療は「薬」と「アイソトープ(放射線治療の一種)」と「手術」がある。