心筋梗塞
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気温20度の予想も…急激な寒暖差は命に関わる重大病の引き金になる
3連休明けの13日からは全国的に気温が大きく上昇している。都心は2月に入って気温が低い日が続いていたが、15日には20度まで上がると予想されている。だが、厳しい寒さも一段落かとホッとしてはいけない。夜になると冷え込んだり、急に寒さが...
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芸人・コラアゲンはいごうまん心筋梗塞での緊急手術を語る
舞台に立って漫談をしているまさにその最中に“それ”は起こりました。突然、心臓をギューッと握りつぶされるような、経験したことのない痛みに襲われたのです。 昨年9月8日、横浜で落語家の春風亭一之輔師匠との二人会での出来事です。互...
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心筋梗塞の診断と治療はどう変わる? 再生治療で心臓は半永久的に動き続ける
心臓の機能障害は高齢化が進む日本社会で最も多い疾患のひとつ。それを引き起こす原因のひとつが「心筋梗塞」だ。死亡率の高い急性心筋梗塞は急激に血管内がプラークや血栓などで詰まり、心臓自体を栄養する太い血管(冠動脈)の血流がなくなって栄養...
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特殊な心筋梗塞「MINOCA」はどんな病気なのか 世界中で注目
去る3月11~13日に神戸で開催された第86回日本循環器学会と共催のアジア太平洋心臓病学会では、「MINOCA(ミノカ)」と呼ばれる“特殊な心筋梗塞”が高い関心を集めたという。いったい、どんな病気なのか。東邦大名誉教授で循環器専門医...
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「仮面高血圧」放置すると脳卒中や心筋梗塞リスクが2倍以上
健康診断や病院で測った血圧が正常範囲でも、注意しなくてはならない場合がある。それが「仮面高血圧」だ。帝京大学医学部衛生学公衆衛生学准教授の浅山敬医師に話を聞いた。 「血圧には、診察室血圧、家庭血圧、自由行動下血圧という3つの測...
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豆乳は効果なかったが…心筋梗塞の予防には「豆腐」がいい?
豆腐や豆乳などといった大豆製品は、世界的にヘルシーな食品として注目を集めています。 大豆には植物由来の良質なタンパク質が多く含まれ、多価不飽和脂肪酸という健康に良い油も豊富です。特に菜食主義の食事をしている人では、大豆製品は...
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ヒートショック対策3つ 湯船に入る際の声にも意外な効果が
冬場のお風呂はお父さんにとって天敵。厚労省によると、入浴中の心肺停止は年間1万9000件(13年度)。12月から2月にかけ5割が集中しており、ヒートショックが大きな原因とみられる。トイレや玄関先でのヒートショックを加えれば、おそらく...
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一流アスリートも心筋梗塞に…その運動強度は間違っている
守護神を失った影響は大きかったか。今月25日に行われたタッサ・デ・ポルトガルの決勝。スポルティングとの試合をスタンドで見守ったポルトの元スペイン代表のGKカシージャスは、先制したチームメートが自らのユニホームを掲げられるサプライズに...
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歯周病は別名“糖尿病の合併症”知っておきたい怖さと予防法
糖尿病やその予備群にとって冬は危険な季節だ。体を動かす機会が減るのに飲食を伴うイベントが増えて血糖が上がりやすいからだ。それは糖尿病の病状を進めるだけでなく、体の免疫力を弱めかねない。だからこそ風邪やインフルエンザなどといった感染症...
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緑茶カテキンが脳卒中や心筋梗塞を防ぐ…は間違いの可能性
これまで、「緑茶は心筋梗塞や脳卒中の発症リスクを軽減させる」という研究結果がいくつも報告されている。しかし今回、国立がん研究センターなどが行った多目的コホート研究によると、緑茶カテキンの血中濃度は脳卒中や心筋梗塞といった虚血性心疾患...
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騒音で寿命が縮む…幹線道路沿いに住んでいるならご用心
騒音レベルが高い環境に長くいる人は、心筋梗塞や脳卒中といった命に関わる心血管疾患の発症リスクが高まることがわかった。 米国心臓協会年次集会で報告された米国・マサチューセッツ総合病院の研究によると、幹線道路沿いや空港周辺といっ...
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急性心筋梗塞や脳梗塞の死亡数が男性より少ないのはなぜだ
脂質異常症は大きく3種類。高LDLコレステロール血症(悪玉コレステロール値が高い)、低HDLコレステロール血症(善玉コレステロール値が低い)、高中性脂肪血症(中性脂肪値が高い)の3つです。 以前は高脂血症と呼ばれていましたが...
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急性心筋梗塞は冬場に集中 “最強タッグ”の予防フードとは
急性心筋梗塞による死亡者数は年間3万7222人(2016年)。12月から3月の冬場に集中する。 日常生活の中から血管を鍛えていくことが重要だが、日々の食事でも血管の細胞を強くしたり、血流をよくすることはできそうだ。 「...
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CKDは放っておくと人工透析前に心筋梗塞や脳卒中で死ぬ
慢性腎臓病(CKD)は、腎臓の状態を分かりやすくするために、原因にかかわらずステージ1から5までの6段階(ステージ3は3aと3bに分かれる)で表される。 まず、CKDと診断されるのは①腎機能が正常な人の60%未満②尿検査など...
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運動不足、血圧上昇、暴飲暴食…冬は腎臓にとって辛い季節
腎臓は腰のやや上にある空豆に似た形の臓器。背骨を挟んで左右に1つずつあり、握りこぶしよりやや大きく、体内環境を整える働きがある。 全身を巡った血液から老廃物を取り除いてきれいにしたり尿を作って体内の水分量を調節したり、酸素を...
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がん、糖尿病、虚血性心疾患、骨粗しょう症も遺伝病だ
遺伝子研究が進んだことで、これまでは遺伝子とは関わりがないとされた病気も実は遺伝子が影響を与えていることがわかってきた。例えば同じウイルスや細菌に感染しても重症化する人と症状がまったく出ない不顕性感染で終わる人がいる。その違いはそれ...
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遺伝子が共通 コーヒーとたばこと心筋梗塞の意外な関係
コーヒーを飲みながら、たばこをスパスパ吸う――。昔の映画やテレビドラマに登場する新聞記者や刑事には、こうしたシーンが多かった。かつての不良少年たちにとっても、コーヒーとたばこは大人の男の象徴であり、2つをこなしてようやく一人前の扱い...
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歯周病が全身の病気に関係する3つの理由 がんとの関連性も
「Floss or Die」は、20年以上前に米国の歯周病学会が発表したスローガンだ。フロス(糸ようじ)を選ぶか、死を選ぶか――。日本でも今、これが問題視されている。 「死」というのは、「動脈硬化を招き、心筋梗塞や脳卒中による...
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検査による予後予測から「予防的手術」を実施するケースも
遺伝子、血液、画像といった検査が進化したことで、「将来的にどんな病気になりやすいかどうか」がわかるようになってきました。がんや認知症などがよく知られていますが、心臓疾患についても、検査で将来の発症リスクがある程度わかります。 ...
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青魚の脂は脳にも影響 サンマを食べると不安が消える?
サンマやイワシなどの背が青い魚の脂には、EPAやDHAという成分が含まれています。これらはオメガ3脂肪酸と呼ばれる種類の脂肪で、動脈硬化の進行を抑え、脳卒中や心筋梗塞を予防するような効果があると報告されています。人間の体の中では、細...
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いびきに悩むなら…鼻にスルスルな“管”を試すという選択肢
いびきに悩んでいる方は、鼻から管を挿入して空気の通り道を確保する一般医療機器「ナステント」という手もある。開発者の筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構・佐藤誠教授に聞いた。 いびきは、あおむけになった時、鼻から喉までの気道が狭...
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収益に偏りがちになる製薬会社の立ち位置を考慮すべし
血圧を問題にするのは、それが脳卒中や心筋梗塞のリスクになるからです。「130は血圧高めです」というのも、少しでも多くの脳卒中や心筋梗塞を予防したいという面があります。そこに限れば、「テレビのコマーシャルもいいこと言っているじゃないか...