日産自動車
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日産への1300億円政府保証は“菅案件”か…囁かれる蜜月関係
政府系の日本政策投資銀行が、日産自動車に政府保証付きの融資を実施していた。スクープした朝日新聞(7日付朝刊)によると、融資はコロナ禍で資金繰りが悪化した企業に対する「危機対応融資」。金額は1300億円で、返済が滞った場合、8割に当た...
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日産“内田新体制”スタート「異論や反論が許される風土に」
日産自動車の再建を託された内田誠社長(53)は、「異論や反論が許される風土をつくっていきたい」と表明した。トップの独断専行に翻弄され続けてきた企業文化の改革に挑む。 内田新社長は幼少期を海外で過ごし、英語が堪能。「日本企業と...
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日産大リストラの波紋…トランプが失われる雇用に難クセか
営業利益98.5%減などボロボロの決算(4~6月期)を受けて、日産自動車がブチ上げた1万2500人の大リストラ計画。主なターゲットは米国だ。安倍首相は日本企業の対米投資による雇用創出をさんざんアピールしてきた。雇用どころか、大規模な...
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「特別背任の疑い」日産・西川社長を都内男性が地検に告発
日産自動車の西川広人社長が株価連動型報酬を受け取る権利の行使日を株価の値上がり後に変更したと指摘されている問題で、都内の男性が12日、「特別背任などの疑いがある」として西川の告発状を東京地検に提出した。 西川の不正疑惑をめぐ...
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日産業績悪化で10年ぶり減配…西川社長が“白旗”を揚げる日
ゴーン事件で大揺れの日産自動車の業績がボロボロだ。売上高は2年連続、営業利益は4年連続で減少の見通し。売上高営業利益率が経営統合を迫る仏ルノーを大幅に下回る上、10年ぶりの減配となる。西川広人社長は「ゴーン前会長の事件やルノーの関係...
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仏ルノー 共同持ち株会社化で日産自動車と経営統合検討へ
フランスのルノーが、日産自動車と持ち株会社方式で経営統合する案を検討していることが26日、分かった。仏経済紙レゼコーなどが報じた。 ルノーの統合案は、同社と日産がそれぞれ持ち株会社の株式50%程度を保有し、持ち株会社の傘下に...
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経営統合を諦めていないルノーは日産の自滅を待っている
4月8日の臨時株主総会で日産自動車前会長のカルロス・ゴーン氏は取締役を解任されたことで日産自動車にとっては「ただの人」になった。ゴーン氏が経営に与える影響は全くないだろう。これから日産にとって大きな課題となるのは、ルノーとの関係をど...
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ガバナンス不全 新設の取締役会議長は榊原氏で機能するか
日産自動車前会長のカルロス・ゴーン氏の豪邸を購入・保有していた会社が、監査の目を逃れるかのように巧妙に連結外しされていたことを連載8回目で述べた。実は会社設立も、連結外しも、役員が参加する「経営会議」で提案、承認されていた。 ...
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ゴーンに媚びて「甘い汁」を吸った“チルドレン”幹部たち
日産自動車前会長、カルロス・ゴーン氏がやってきた「悪事」をうすうす知っていながら見逃してきた日産の取締役会は機能していなかったというか、コーポレートガバナンスが腐り切っていたと、連載2回目の最後で述べた。 ゴーン氏に媚びて「...
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ゴーンによる日産の“私物化”を黙認していた役員たちの責任
日産自動車の臨時株主総会が4月8日、都内のホテルで開かれた。議案は、カルロス・ゴーン前会長と、その最側近だったグレッグ・ケリー氏の取締役解任、新たにルノー会長となったジャンドミニク・スナール氏の取締役選任だ。 「(ゴーン氏とケ...
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仏ルノーが経営統合に意欲 日産が抜けられないゴーン路線
仏ルノー、日産自動車、三菱自動車の3者連合が、新体制の設立を発表してから2週間。日産にとって頭を悩ますニュースが飛び込んできた。 27日付の英紙フィナンシャル・タイムズ(FT、電子版)によると、ルノーは今後1年以内に日産との...
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イメージ戦略に日産腐心…ガバナンス委提言が夜公表の理由
ゴーン前会長の事件を受けて日産自動車が設置した「ガバナンス改善特別委員会」が27日提言をまとめ、記者会見を開いて公表する。取締役の過半数を社外取締役にしたうえで、「指名委員会等設置会社」に移行し、人事や報酬決定の手続きの透明化などを...
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日産の取締役会議長に 前経団連会長は安倍官邸の“密使”
ゴーン・ショックに揺れる日産自動車の取締役会議長に、前経団連会長の榊原定征氏が就くことがほぼ固まった。榊原氏といえば、安倍首相と“昵懇”の間柄。これも「総理のご意向か」と臆測が飛び交っている。 日産が昨年末に設置した有識者か...
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ゴーン被告の後任 日産の取締役会議長に榊原定征氏が浮上
日産がカルロス・ゴーン被告の後任となる会長を当面置かず、空席とする案を検討していることが分かった。同社と企業連合を組むフランス自動車大手ルノーは当初、新会長に就く人材を推薦する意向だったが、経営の独立性を重視したい日産側の要望を受け...
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日産は会長職死守も…ルノー完全勝利“新アライアンス”の裏
日産自動車のゴーン前会長が逮捕(昨年11月)されて以降、初めて3社のトップがそろって会見を行った。 12日夕方、日産本社(横浜市)で西川広人社長兼CEO、三菱自動車の益子修会長兼CEO、仏ルノーのスナール会長とボロレCEOの...
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日産vsルノーは第2R激化 4.8株主総会へ“委任状争奪戦”情報
日産自動車のゴーン前会長が保釈されたのは先週6日のこと。テレビのワイドショーや報道番組は、連日のようにゴーン被告の“作業着姿”を伝えた。 「ゴーン被告の変装に話題が集中したことで、日産の経営にまつわる話がほとんど伝えられなくな...
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日産は戦々恐々…ゴーン前会長「役員会」出席阻止策あるか
日産ゴーン前会長の保釈で、西川広人社長はメディアの直撃を受けている。一見、冷静を装っているが、内心は戦々恐々だろう。 「日産にとって都合の悪い話を次々と暴露されかねません。ゴーン前会長は現在も日産の取締役なので、役員会に出席す...
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ゴーン被告保釈で…前代理人・大鶴弁護士と地裁が赤っ恥
「これから倍返しだ」 3回目の保釈請求が認められた日産の前会長カルロス・ゴーン被告は東京拘置所内で、心の中でこう叫んだに違いない。 代理人を務める弘中惇一郎弁護士は保釈請求の際、居住地を東京都内に制限することや、海外渡...
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日産の“暴君”と対決した元広報マンはゴーン事件をどう見る
日産自動車のカルロス・ゴーン元会長の逮捕劇。時を同じくして話題になったのが、この人が書いた「日産自動車 極秘ファイル 2300枚」(プレジデント社)という本だ。数十年前にも日産には「暴君」が存在した。労組のドン、塩路一郎氏である。当...
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怪文書は予告していた…ゴーン被告弁護人“電撃交代”の裏側
カルロス・ゴーン被告(64)の弁護人を務めていた大鶴基成弁護士ら2人の弁護人が13日、辞任届を提出した。理由は明らかにしていない。新しい弁護人には弘中惇一郎弁護士が就いた。 なぜ、この時期に弁護人が代わったのか。 「大...
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私的飲み会も禁止…日産の“締め付け”はゴーン体制より壮絶
日産と仏ルノー、三菱自動車の3社連合の定例幹部会が31日、オランダで開かれるのに合わせ、日産の西川広人社長がルノー新会長のジャンドミニク・スナール氏と会談する。スナール氏は仏タイヤ大手ミシュラン最高経営責任者(CEO)を務め、ルノー...
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社長退任示唆で動き活発 日産“ボスト西川”の有力候補たち
ルノーの新会長に仏タイヤ大手ミシュランCEOのスナール氏が24日に就任し、「日産・ルノー」の関係は新たな段階に入った。 同日夜に会見した日産の西川広人社長は、スナール氏を日産の取締役に選任する考えを明らかにしたのと同時に、ガ...
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ゴーン保釈不許可も…クーデター失敗で続く日産の暗中模索
電撃逮捕から53日。会社法違反の特別背任容疑で東京拘置所に身柄を置かれている日産自動車のカルロス・ゴーン前会長の勾留期限が11日、切れた。 東京地検特捜部は金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)での起訴に続き、特別背...
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ゴーンに新疑惑続々 側近の仏ルノー副社長にも不透明報酬
日産自動車のカルロス・ゴーン前会長に新疑惑が続々と浮上している。 ゴーンの側近で仏ルノーのムナ・セペリ副社長に対し、日産、ルノー、三菱自動車の3社連合の統括会社「ルノー・日産B・V」から不透明な報酬が支払われていた疑いが持ち...