安保法案を潰す秘策を話そう
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<第13回>共産党の頭の切り替えと素早い行動を他の野党も見習うべき多
安保法が成立したその日(19日)に、共産党が安保法廃止に向けた「国民連合政府」をつくりたいと他の野党に選挙協力を呼びかけた。「国民連合政府」構想というのは、お互いに野党が協力して、自民党を倒し、政権…
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<第12回>この「悪法」を変えるため国民は選挙に棄権せず意思を投票してほしい
安保法案に対する国民の反対がこれだけ高まっている中で、安倍政権は参院でも法案を強行採決した。 こんな暴挙は絶対に許されないことは言うまでもない。ただ、野党の側にも反省すべき点があったと思う。…
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<第11回>維新の路線がハッキリしたことは野党再編にプラス
安保法案の参院の審議で、来週15日に中央公聴会を開くことが決まってしまった。自公が強行に議決したということだが、そんな暴挙は、野党は絶対に阻止しなければいけなかった。そのうえ、暴挙に抗議して、野党が…
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<第10回>果たして本当に強行採決に踏み切れるのか
8月30日にあった国会前のデモには僕も参加したが、予定の10万人を超え、本当に多くの人たちが「安保法案を絶対に許すな」ということで集まった。全国でもさまざまな都市でデモが行われ、相当な人数になった。…
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<第9回>一度に10万人が官邸を取り囲めば流れが変わる
安保法案を阻止しようとしている方々と会ってお話しをしましたが、法案が衆議院を通ってしまったので、「法案成立は仕方ない」「勝負は来年の参院選だ」という方もいます。 私は「何を言っているんですか…
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<第8回>野党5党の代表共同会見は大きな意味があった
安倍総理の戦後70年談話は予想通り、意味不明の曖昧な内容だった。内閣の談話にも総理自身の談話にもなっていなかった。歴代内閣が既に十分おわびしている、子孫にはおわびをさせたくないと言っているが、では一…
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<第7回>戦後70年談話は「言葉」だけの問題ではない
安倍総理が戦後70年の談話を14日、閣議決定するという。内容については、村山内閣や小泉内閣の談話を引き継ぐと伝えられているものの、そのまま素直に認めるとか認めないとか、さまざまな情報が錯綜した。戦争…
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<第6回>国会議員はもっと闘う姿勢を見せるべき
沖縄県の米軍普天間基地の辺野古移設で、政府が工事の1カ月中断を決めた。これは安倍政権が追い込まれていることの表れだと思う。あれだけ強行に進めてきたのに、中断せざるを得なくなったのは、県民だけでなく、…
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<第5回>安倍首相の「テロは起きない」はウソである
安保法案が成立し、安倍政権が自由に自衛隊を海外派兵できるようになった場合、この国はどうなるのか、どういう問題が生じるのか、あらためて考える必要がある。 まずは、自衛隊が直接“軍隊組織”として…
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<第4回>理念や原則論を問い質せば安倍首相はほころびが出る
強行採決後に安倍政権の不支持率が支持率を大きく上回ったという。世論調査はあてにはできないと思っているけれど、各社がすべてそういう傾向だということは、安倍政権のやっていることはおかしいというのが、国民…
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<第3回>国民の支持があれば野党はまだ徹底抗戦できる
政府与党は、安保関連法案を結局、強行採決し、可決した。これだけ国民の批判が盛り上がってきている時に、与党単独で採決するとは。私が与党なら、政権にとってさらなるイメージダウンのリスクを負うようなことは…
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<第2回>「十分な審議なければ採決拒否」維新が貫けば首相窮地
安保関連法案をめぐる今週の焦点は、維新の党が政府案への対案を出し、8日に国会に提出したことだ。集団的自衛権を行使する要件となる政府案の「存立危機事態」に対抗する概念として、「武力攻撃危機事態」を新設…
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<第1回>全野党が採決に応じなければ自公は強行出来ない
安保関連法案を巡って一番の焦点は、全野党が足並みを揃えて強硬に反対できるかどうかということ。国民の半数以上が法案に反対しているいまの雰囲気からしたら、反対だけど採決には出て、「数で負けたから仕方がな…