巻頭特集
-
政治家は外遊、外国人は豪遊 連休で見せつけられた日本の惨憺
つくづく、イイ気なもんだ。岸田首相が1日、フランス、ブラジル、パラグアイ歴訪に出発。ゴールデンウイーク(GW)後半に3泊6日で欧州・南米を駆け巡る強行日程である。 衆院3補選の自民全敗から2…
-
勲章・黒田前総裁は論外だが 円安を放置する植田日銀総裁の手腕にも庶民の疑念
「過度の相場変動が投機によって発生してしまうと国民生活に悪影響を与える」 財務省で為替政策を指揮する神田真人財務官は4月30日こう話していたが、ハッキリ言って、既に悪影響は及んでいる。政府・日…
-
8時に「瞬殺」でもしがみつき まだ辞めない総スカン首相の驚くべき鉄面皮
注目された衆院3補選は下馬評通り、岸田・自民に国民の鉄槌が下った。 与野党一騎打ちとなった島根1区は立憲民主の亀井亜紀子が圧勝、自民が不戦敗だった長崎3区、東京15区はいずれも立憲の候補が制…
-
明日注目の衆院3補選 当確が何時に出るかで決まる岸田首相の命運
岸田政権の明暗を分ける衆院3補欠選挙は28日、投開票。岸田首相は国民から鉄槌を下されることになる。 ただでさえ内閣支持率が危険水域に低迷し、自民党に大逆風が吹く中、トドメとなったのが、宮沢博…
-
凄い政党になってきた 自民党は破廉恥人間の動物園
前代未聞の辞職である。「週刊文春」に、<パパ活&デリヘル常習!>と報じられた宮沢博行・前防衛副大臣(49)の辞職が、25日衆院本会議で認められた。23日に「辞職願」を提出していた。 宮沢前議…
-
何度も言うが下野しかないのだ 脱法政党が裏金規正法案を出す噴飯と倒錯
もう分かり切ったことだが、火の玉はハナから火がついていなかった。自民党の裏金事件を受け、岸田首相は「国民の信頼回復に向け、火の玉となって先頭に立つ」と意気込んだものだが、見事に掛け声倒れ。それがハッ…
-
「政権交代望む」が急増で自民下野に現実味 政権交代前夜の興奮
本人も「こんなはずじゃなかった」と大慌てになっているのではないか。9年ぶりの「国賓待遇」で米国を訪問した岸田首相のことだ。 日米首脳会談や日米比首脳会談などのスケジュールを次々とこなし、米議…
-
またヘリ墜落に様々な懸念…岸田首相よ、米国のために武器だけ増やしてどーすんのか
安全保障環境の悪化が喧伝される中、国防の要でまた痛ましい事故が発生した。伊豆諸島の鳥島東方海域で、訓練飛行中だった海上自衛隊のSH60K哨戒ヘリコプター2機が墜落。搭乗していた計8人のうち1人が死亡…
-
少子化詐欺、年金、保険証でも総スカン 錯乱? 悪あがき? 岸田首相が島根入りとはいい度胸
岸田首相も自民党も、島根1区の補選で勝つ気があるのか。そんな素朴な疑問が浮かんでくる。今度の衆院3補選で、自民党は長崎3区と東京15区で不戦敗となった。唯一、候補者を立てられたのが島根1区で、ここも…
-
「子育て支援」詐欺に国民の怒り 最大の少子化対策は自民党政権の退陣だ
問題だらけの「少子化対策法案」が、19日衆院を通過した。参院審議を経て、この国会で成立する見通しだ。法案の肝は、少子化対策の財源確保のために、医療保険料に上乗せして徴収する「子ども・子育て支援金」の…
-
この政権に国民の命が守れるのか 震度6が当たり前になってきた列島の今後
また地震だ。それも震度6弱。大きい──。深夜の速報に、震源地近くの住民じゃなくとも不安にかられた人は少なくないだろう。 17日午後11時すぎに発生した、愛媛県と大分県に挟まれる豊後水道を震源…
-
投票前から国民は唖然 島根に候補を立てる自民党は反省ゼロ
「本日はこれにて解散いたします」 ん? 耳を疑う発言が飛び出したのは、岸田政権の余命を占う衆院3補選が告示された16日の衆院本会議だった。額賀議長に代わって議事を進行していた海江田副議長は、岸…
-
見透かされている「円安に打つ手なし」 もう化けの皮が剥がれてきた新NISAの熱狂
「ランダムウオーク理論」。株価の動きは予測不可能で、千鳥足のように動く──との意味で、米ウォール街などで長い間、支持されてきた相場の格言だが、最近の日本株の動きが当てはまる。 3月4日に日経平…
-
政府の戯言に騙されるな いつまで待っても実質賃金は上がらない
あろうことか、国会審議の場で公然と「巨額詐欺」が進行中だ。被害者は広く国民、騙し取られる額は毎年1兆円に上る。ドジャース・大谷翔平の通訳だった水原一平容疑者が騙し取った額とは比べ物にならない。 …
-
よくも意気揚々と帰国できたものだ 岸田国賓待遇訪米とてつもない代償
世界はいま、第5次中東戦争危機にさらされている。シリアの首都、ダマスカスにあるイラン大使館周辺がミサイル攻撃され、7人が死亡した一件は、イスラエルの仕業とみたイランが報復を宣言。イランの革命防衛隊は…
-
小池“女帝”も絶体絶命だろう この際、政界から悪人の一掃が必要
これは衝撃的だ。小池都知事の「学歴詐称疑惑」が再燃している。 震源地は「文芸春秋」(10日発売)に掲載された手記「小池百合子都知事 元側近の爆弾告発『私は学歴詐称工作に加担してしまった』」だ…
-
米国に差し出す自衛隊 国民には詐欺のような負担増と地獄の円安
裏金首相がいい気なものだ。訪米中の岸田首相は浮かれっぱなし。現地時間10日夜にはホワイトハウスで公式晩餐会が開かれ、岸田のウキウキ気分も最高潮に。やれ、英語でジョーク連発とか、バイデン大統領夫妻に何…
-
台湾と能登の差は歴然 岸田首相よ、武器よりも命を守る防災だろう
米国にすり寄るだけの「朝貢外交」に、随分とご満悦のようだ。 岸田首相は米国時間の9日(日本時間10日)に、バイデン大統領との非公式夕食会に臨み、シーフードレストランで食事を共にした。 …
-
自分は処分もせずにいい気なものだ 嵐のごとく吹き荒れる岸田訪米花道論
2015年の安倍元首相以来、9年ぶりに米国を国賓待遇で公式訪問した岸田首相が8日午後(日本時間9日午前)、政府専用機で米首都ワシントン郊外のアンドルーズ空軍基地に到着。10日、バイデン米大統領との日…
-
「岸田降ろし?」「党内分裂?」 泥船が沈むのをただ待っている自民党
自民党の裏金事件をめぐる党内処分で、岸田首相はますます男を下げた。全方位に禍根を残している。岸田派の元会計責任者も政治資金規正法違反の虚偽記載で有罪が確定したのに、会長の自分はおとがめナシ。立件を免…