巻頭特集
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いよいよ、自壊自民の末期症状 「下村の乱」とやらの醜悪な駆け引きと舞台裏
自民党の裏金事件をめぐる猿芝居が佳境に入ろうとしている。裏金議員の愚にもつかない弁明の場となった衆院政治倫理審査会の開催から2週間を経て、参院政倫審が14日、開催。出席するのは安倍派(清和会)の世耕…
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投資だ、賃上げだと叫んでもこの始末 岸田自民にはトドメになりそうな株価の行方
史上最高値更新から急転直下。鉄火場の雰囲気が漂い始めた日本の株価は今後、どう展開するのか。 12日の東京株式市場は、終値ベースの下げ幅が2021年6月以来、2年9カ月ぶりの大きさとなった11…
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やることなすこと国民は呆れ果てている 世の中は政権交代前夜の様相
東日本大震災から13年を迎えた11日、各地で追悼式典が行われた。関連死を含む死者・行方不明者は2万2222人。東京電力福島第1原発の事故によって、帰還困難区域が福島県の7市町村に残り、いまなお2万9…
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野党が云々以前の話 自民党政権続投という選択肢はもはやない
腐敗自民党から目を覆いたくなるようなスキャンダルが続出。多くの国民が呆れ返っているに違いない。 特に眉をひそめるのは、8日に発覚した党和歌山県連の「ハレンチ会合」だ。昨年11月、和歌山市内の…
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これぞ世紀のブラックジョーク 裏金、脱法集団が改革案を論じる“フリ”の笑止千万
泥棒が泥棒を取り締まるなんて、どだいムリ。結論を端的に言えば2行で終わる。子供でも分かる当たり前の話だ。時間のない方は、この先を読み飛ばしてもらってもいいくらいである。 自民党政治刷新本部が…
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政権ボロボロ、大企業は不正、「もしトラ」も…突き抜けられない東証4万円の攻防と緊迫
史上最高値に沸いたのも束の間、これで3日続落だ。 7日の日経平均株価は、前日比492円安の3万9598円で取引を終えた。下げ幅は一時、570円を超え、4営業日ぶりに4万円台を割り込んだ。節目…
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いよいよこの国は無法地帯 脱税・裏金集団が「死の商人」にはシャカリキ
自民党派閥の裏金事件をめぐる国会審議は、案の定の堂々巡りに入った。先週末のドタバタ深夜国会を経て新年度予算案が参院に送付され、年度内の自然成立が確実になったものだから、岸田首相は余裕綽々。「消化試合…
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脱法幹事長にも唖然だ 脱税集団に突き付けるべきは補選の全敗
「説明責任」「政治責任」……。自民党派閥の政治資金パーティーの裏金事件を巡る国会質疑で、壊れたレコードのように同じ言葉を繰り返している岸田首相。 何らまとまりもなく、説明にすらなっていない話を…
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堂々巡りの政倫審 なぜ彼らは説明を拒否し、納税もせず、議員辞職もしないのか
予想通りではある。新年度予算案が今年度内に自然成立することが確実となり、自民党派閥の裏金事件の全容解明への岸田首相のヤル気のなさが、ますます顕著になってきた。 論戦の舞台は参院に移され、4日…
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国会最終攻防、与党の横暴に無批判 腐敗自民をのさばらせているのは大メディア
2024年度予算案の審議が、4日から参議院でスタートする。しかし、参院の予算案審議は「消化試合」に終わってしまうのではないか。 先週2日(土)、岸田自民党が数の力にモノを言わせ、衆院で予算案…
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脱脱疑惑に蓋で予算案採決へ 国会最終攻防、自民党の横暴と破廉恥
政権が推し進める「働き方改革」と逆行する展開である。1日の衆院予算委員会はスッタモンダの連続。駆け引きが深夜にまで及び、岸田自民は徹夜覚悟で新年度予算案の強行採決に固執し続けたのだ。 予算案…
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何しに出てきたのか、と国民の怒り ちゃんちゃらおかしい「捨て身の一手」
案の定だ。やっても時間の無駄だった。 29日の衆院政治倫理審査会(政倫審)。岸田首相は呼ばれてもいないのに突如、「自民党総裁として説明責任を果たしたい」とシャシャリ出てきたが、結局、発言の中…
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もはや、自壊へまっしぐら 説明できない、税金も払わない国賊自民党はオシマイだ
ピント外れは毎度のことだが、今さらながらのトンチンカンには唖然だ。 公開か非公開かでスッタモンダし、当初予定されていた28日の開催が見送りになった衆院政治倫理審査会(政倫審)。そこへ岸田首相…
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派閥に返す? バカ言うな! 未だに納税表明議員が一人もいない言語道断
「経済は一流、政治は二流」。かつての日本はこう呼ばれていたが、今や「経済は二流、政治は四流」と言っていい。 自民党派閥の政治資金パーティーの裏金事件を巡り、連日、繰り広げられている国会質疑を見…
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問題は裏金だけではない 世紀のレームダック政権が続ける悪政の数々
自民党の裏金議員の弁明を聞く衆院政治倫理審査会の開催方式をめぐり、与野党が綱引きを続けている。28日から2日間の日程で開かれる予定だが、「原則通り全面非公開」で押し切ろうとする自民党と「全面公開」を…
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何から何まで国民愚弄 「税金一揆」の怒りの火に油を注ぐ政倫審
自民党派閥の裏金問題をめぐって政治倫理審査会(政倫審)が開催されることになった。2009年以来、約15年ぶりの開催に浮き立っているのか、大メディアは「前半国会最大のヤマ場」などとあおるのだが、こんな…
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失われた30年の失政 東証高値更新に34年かかったことの方がニュースだ
34年前といえば、バブル経済のまっただ中。大谷翔平選手がオギャーと産声を上げる5年ほど前の話である。米メジャーを代表するまで立派に成長した軌跡よりも長い間、二度と届かないと思われてきた「天井」がつい…
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安倍派裏金20年…ずっと仕切ってきたのは森喜朗
自民党が公表した裏金議員らへの聞き取り調査の報告書は、安倍派(清和会)の裏金づくりが20年以上前から行われていた可能性を指摘した。森喜朗元首相の会長時代と重なる。森は26年前の1998年から2006…
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世紀の茶番劇は恐らく裏目 政倫審、出ると「この野郎」となる自民党
往生際が悪いというか、国民をナメくさっているというか……。自民党派閥の裏金事件をめぐって、スッタモンダの末、衆院政治倫理審査会に5人が出席することになった。来週にも開かれる方向で調整されている。 …
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問われているのは誤魔化す破廉恥 いよいよ錯乱、岸田政権の盛山続投
「宏池会のプリンス」と持ち上げられたのも今は昔。内閣支持率の下がり方といい、嫌われ方といい、岸田首相は「サメの脳みそ」と揶揄される森元首相に似てきた。生理的嫌悪感、というやつである。自民党派閥の裏金事…