巻頭特集
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国民愚弄の裏金議員党内処分 ふざけた内幕と今後の内ゲバ(下)
好対照の態度だった。裏金処分で「離党勧告」を受けた塩谷と世耕。塩谷は党紀委員会への弁明書に「スケープゴートのよう」「独裁的、専制的な党運営に断固抗議する」と記し、岸田が処分対象外となったことに「同じ…
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500万円は無罪放免の自民党 納税者の倒閣一揆がはじまるだろう(中)
二階元幹事長が次期衆院選への不出馬を表明したのは先月25日のこと。岸田が裏金議員への聞き取り調査を行い、処分を下しあぐねているさなかだった。 裏金事件をキッカケに二階の秘書は政治資金規正法違…
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国民愚弄の裏金議員党内処分 ふざけた内幕と今後の内ゲバ(上)
いったい自民党というハレンチ集団は、どこまで国民を愚弄すれば気が済むのか。派閥パーティー裏金事件が火を噴いて5カ月。実態解明が一切進まないまま、“やってる感”の末の「処分」パフォーマンスで幕引きとは…
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自民党は「もうオシマイ」と国民 裏金集団が党内処分めぐり大混乱の醜悪
自民党の薄汚い金権体質をあらわにした裏金事件が火を噴いてから5カ月。内閣支持率も政党支持率も見事にダダ下がり、自民党は政権復帰以降、最大のピンチに立たされている。遠心力に歯止めをかける根治療法は裏金…
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幕引き急ぐ自民は墓穴 「かくなるうえは」と腕ぶす国民の落選運動
これまで国会質疑やテレビ番組などで声高に繰り返してきた「愛国心」や「道徳教育の重要性」とやらは一体何だったのか。みっともないとしか言いようがない今の姿が、自分たちがエラソーに唱えてきた保守のあり方な…
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世論調査も政権交代へ 形式的な大甘処分に国民の驚愕
「永田町の常識は世間の非常識」という使い古された表現を改めて実感する。いつ、誰が始め、何に使ってきたのか──。自民党派閥の裏金事件は、真相解明がちっとも進展しないのに、幕引きに向けたセレモニーだけは急…
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国民に2つの約束の欺瞞 賃上げの空手形より物価高を止めることが先だろう
裏金問題で迷走を続ける岸田政権だが、この内閣には他にも見過ごせないことが山のようにある。 殺傷兵器の第三国への輸出を可能にし、武器購入ローンも恒久化。あり得ないスピードで「戦争準備」に着々な…
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黒幕は森元首相なのだろうが、醜悪な責任のなすり合い 裏金議員は全員辞職が当たり前
どうやら岸田自民党は、裏金事件の処分を来週4月4日に行うようだ。29日、岸田総裁、麻生副総裁、茂木幹事長の3人が首相官邸に集まり決定したという。裏金議員に処分を下すことで、事件の幕引きをはかるつもり…
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世紀の倒錯が進行中 丸ごと腐敗政党が党内処分で幕引きを狙う茶番劇
野党が怒るのも無理はない。 国会では28日午後7時前に、新年度予算が参院本会議で、自民、公明両党などの賛成多数で可決、成立。一般会計総額112兆5717億円という過去2番目の規模の巨額予算で…
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緩和終焉なのに円安のカラクリ 騙されていたのは日本のメディアと日本人だけ
日銀のマイナス金利解除から1週間余り。政策金利を17年ぶりに引き上げても、円安が止まらない。27日は一時1ドル=151円97銭近辺と1990年7月以来、約34年ぶりの円安水準となった。 植田…
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なぜ不出馬宣言がケジメになるのか 「ばかやろう」と言いたいのは国民だ
「結論から言うと、彼が僕の口座からお金を盗んで(略)皆に嘘をついていた」 日本時間26日、元専属通訳だった水原一平氏による違法賭博問題について会見を開いた米大リーグ・ドジャースの大谷翔平。 …
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大谷翔平に沈黙を許さなかった米メディア 注目の会見の焦点と今後
米大リーグ、ドジャースの大谷翔平(29)が沈黙を破った。いや、破らざるを得なくなった、というのが正解だろう。 日本時間26日の午前6時45分、本拠地ドジャースタジアムでのエンゼルス戦前に報道…
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処分の前に証人喚問が必要 岸田首相「自ら聴取」の幕引きパフォーマンス
「やれやれ、またかよ」と嘆息してしまう。岸田首相の薄っぺらで、ふざけたパフォーマンスのことだ。 週明け26日から、首相自らが安倍派の幹部の聴取に乗り出すという。対象者は例の疑惑の謀議に参加して…
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裏金幕引きに大マスコミも加担 調査もせずに処分を検討する自民党
「私自身が先頭に立って、党改革、政治改革を断行する」と、岸田首相(総裁)が自民党大会で打ち出した「政治刷新車座対話」が、22日、石川県金沢市でスタートした。もっとも、茂木幹事長が党石川県連関係者とテー…
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世にもおぞましい東京15区 岸田政権には補選3タテでトドメが必要
さながら腐敗政治の見本市だ。告示(4月16日、28日投開票)まで1カ月を切った衆院トリプル補選。岸田政権の命運がかかる各選挙区から腐臭がプンプン漂ってくる。 東京15区は公選法違反の罪で有罪…
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異次元緩和終焉へようやく一歩 副作用への覚悟とアベノミクスの総括が必要だ
ようやく日本も「金利のある」正常な世界に戻ることになった。 日本銀行が19日、11年間もつづけた「異次元の金融緩和」を終えると決定した。異次元緩和は、「マイナス金利政策」と「長期金利操作」の…
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「下村の乱」とやらの大茶番 それみたことか、安倍派幹部たちの驚くべき面の皮
自民党安倍派のパーティー券収入の裏金化を始めたのは、森喜朗元首相なのか──。 下村博文元文科相が自ら手を挙げて出席した18日の衆院政治倫理審査会では、森との不仲が指摘される下村が「全てブチま…
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自民党地方支部にも不透明な政策活動費 結局、上から下まで怪しい自民党
一体どんな処分を下すのか。これは見ものだ。17日行われた自民党の党大会。唯一「おっ」と思わせたのが、珍しく岸田首相が「裏金議員」を厳しく処分すると明言したことだ。 裏金議員の処分について結論…
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悪事を重ねた当然の報い 3.17岸田自民党はご臨終
「森喜朗元首相の時代はどうだったか、ちゃんと聞くべきだ」 14日の自民党政治刷新本部の会合では、派閥の政治資金パーティー裏金事件を巡り、出席した議員からそんな意見が出たという。刷新本部長を務め…
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何度茶番劇を繰り返すのか 「幕引き」政倫審の国民愚弄
茶番劇を何度繰り返すのか。 自民党派閥のパーティー裏金事件を受け、14日開かれた参院政治倫理審査会。審査対象32人中、出席したのは安倍派の世耕弘成前参院幹事長と西田昌司議員、橋本聖子元五輪相…