巻頭特集
-
ガザの虐殺は傍観しバカげた人事で右往左往 岸田政権のニュースに国民の嘆息
全身灰にまみれながら、必死にがれきをかき分け肉親を捜す人々。血だらけで泣き叫び、空を仰ぐ子供たち。昼夜問わず飛び交う無数のミサイルと響き渡る銃声。白煙を上げて崩れ落ちる建物……。 イスラム組…
-
上川外相も米国のいいなり 飛び交う「ポスト岸田」候補たちにはガックリだ
坂を転がり落ち始めたら止まらない。辞任ドミノはこれで打ち止めになるのかどうか。岸田政権の政務三役が13日、また更迭された。税理士資格を持ちながら2013年から22年にかけて固定資産税を滞納し、4回に…
-
誰が見てももう持たない 亡国首相の支離滅裂に拍車がかかってきた
1人4万円の「定額減税」をめぐって、岸田政権の方針と首相の発言が朝令暮改でクルクル変遷。11日の朝日新聞が舞台裏について報じていたが、どうにもフザケている。 岸田首相は9月25日に「成長の成…
-
不倫、選挙違反、税滞納…動物園のようになってきた岸田「増税メガネ」内閣
この内閣のガバナンスはどうなっているのか。タガが外れているとしか言いようがない。 不倫パパ活疑惑を報じられた山田太郎参院議員が10月26日に文科政務官を辞任したと思ったら、31日には公選法違…
-
実効性なき共同声明 無策の議長、無意味なG7に世界の虚無と嘆息
先進7カ国(G7)外相会合の結論には、世界中が嘆息したのではないか──。人道危機がつづくガザでの戦闘が勃発した後、初めてのG7外相会合(7、8日)が東京で開かれ「共同声明」が発表された。 ガ…
-
いよいよ退陣が現実味 青木の法則で読む岸田内閣と自民党の末路
岸田政権の迷走、支離滅裂ぶりが際立ってきた。 8日に行われた衆院財務金融委員会で、鈴木財務相から驚きの発言が飛び出した。 鈴木は、岸田首相が臨時国会前から訴えてきた「減税で還元する」…
-
被害者は激怒 統一教会が100億円供託ですがる岸田汚染内閣
統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の田中富広会長らが7日、また欺瞞に満ちた会見を開いた。安倍元首相が凶弾に倒れてから教団が会見するのは9回目。日本トップの田中が出席するのは3回目で1年3カ月ぶりだ…
-
不思議な国だ 国民から総スカンの首相が選挙から逃げて居座っている
2012年末に自民党が政権復帰して以来、最低を記録──。このフレーズが定着しつつある。 岸田内閣の支持率下落が止まらない。共同通信社が3~5日に実施した全国電話世論調査によると、内閣支持率は…
-
日本が求めるべきは即時の停戦 この人道危機に「どっちにもいい顔」など許されるわけがない
この政権はやはり、米国におもねって付き従うことしかできないのか。 イスラエル軍とパレスチナのイスラム組織ハマスの戦闘が激しさを増している。イスラエル軍は、地上部隊がパレスチナ自治区ガザの市街…
-
戦争で行き場のないマネーの刹那 とんでもないことになりそうな株式市場
「上限1%」を「1%めど」に広げても、この程度の微修正ではマーケットにまったく相手にされないということだ。 日銀は先月31日の金融政策決定会合で、長期金利について1%を超える上昇を容認した。長…
-
世界の激動に無策の首相 「今日より明日」どころか「一寸先は闇」の年末
「増税メガネ」のニックネームが定着した岸田首相のままで、我々は平穏無事な年末を迎えることができるのだろうか。 この臨時国会では、岸田の経済無策ぶりが浮き彫りになっている。 最大の問題は…
-
後任は混乱の真っただ中 もう「私の履歴書」に登場した黒田前日銀総裁に唖然
いやはや、驚いた。日本経済新聞が朝刊最終面で掲載している「私の履歴書」。政治や経済、文化、スポーツなどの領域で大きな業績を残した人物が月替わりで自らの半生を語る。1956年から続く日経の名物コラムに…
-
税で迷走の末路は同じ 現実味を帯びてきた「偽装減税」総辞職
岸田首相は大した危機感を抱いていないようだが、政権に暗雲が立ち込めている。のみ込まれるのは時間の問題だ。 政権の命運を暗示するように、31日の参院予算委員会はグチャグチャだった。東京都江東区…
-
休戦決議に棄権の岸田外交 これは戦争ではなく虐殺ではないのか
さすがに、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、カナダなど世界各地で大規模な抗議デモが起きている。国連総会も27日、「人道的休戦」を求める決議案を採択した。 イスラエル軍によるパレスチナ自治…
-
日曜日のお茶の間騒然! 萩生田政調会長をNHK討論番組に出す自民党の神経
「自民党の中でも萩生田政調会長は最も統一教会(現・世界平和統一家庭連合)と関係の深い議員のひとりだというふうに思ってますから」 「こういう公的なところで名指しでですね、関係の深さを一方的にレッテ…
-
野党も知恵なし 一時的なバラマキでは何も変わらない
ここまで批判される減税も珍しいのではないか。 「成長の成果である税収増を国民に還元する」──と所信表明で演説した岸田首相は、27日も衆院予算委で「この2年間で3兆円を超える税収増があり、物価高…
-
支離滅裂とトンチンカンに国民の悲鳴 岸田首相に経済と外交だけはやらせてはダメだ
我々の税金を弄ぶのはやめて欲しい──。「物価高対策」の名の下に、連日のドタバタを見せつけられ、国民は悲鳴を上げている。 岸田首相は26日、首相官邸で開いた政府与党政策懇談会で、定額減税の方針…
-
自民党の身内から異例の吊し上げ いよいよヤキが回ってきた岸田政権の行く末
社会風刺コント集団「ザ・ニュースペーパー」が、25日の東京新聞朝刊の「紙上LIVE」で、岸田首相のニックネームが「ミスター検討使」や「増税メガネ」から、今は「カニ総理」に変わったとして、その理由につ…
-
場当たりに混乱、錯乱かと周囲は懸念 突然「経済、経済」と力みだした岸田首相を見る目
「特殊詐欺の被害が後を絶ちません。中でも還付金詐欺が多発しています」──政府広報は現在、高齢者やその家族にそう注意を呼び掛けているが現政権トップの「税収増の還元」だって還付金詐欺みたいなものだ。血税を…
-
なぜ「今日より明日が良くなる」のか 空疎な岸田演説でますます株が下がる予感
これほど心に響かない演説ができるのは一種の才能なのかもしれない。23日、岸田首相が国会で行った所信表明演説は、あまりに空疎だった。 「日本国内閣総理大臣として私の頭に今あるもの、それは、『変化…